こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
証券コードで検索すると過去記事も見れるよ〜
今回は、ジェネリック医薬品大手の【サワイグループホールディングス(4887)】さんの2026年3月期 第1四半期決算をチェックしてみたよ〜!
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- ① サワイグループってどんな会社?(●ω●*)
- ② 最新決算レビュー(2026年3月期 第1四半期)
- ③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
- ④ 気になるポイント(●ω●;)
- ⑤ 株価&指標まとめ(2025年8月時点)
- ⑥ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
- ⑦ パンダの投資判断!(●ω●*)
① サワイグループってどんな会社?(●ω●*)
- ジェネリック医薬品(後発薬)最大手のひとつ!
- 医療費削減を支える「国民的インフラ企業」的な存在!
- 沢井製薬を中心に、全国で250億錠の生産能力体制を構築中!
(●ω●*)パンダの印象:「“なくてはならない薬”を安定的に供給する、日本の医療を下支えする会社!」
② 最新決算レビュー(2026年3月期 第1四半期)
2025年8月12日発表
| 指標 | 実績 | 前年比 | パンダのひとこと |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 495.1億円 | +11.7% | 後発薬需要が引き続き堅調! |
| 営業利益 | 69.8億円 | +14.6% | コスト増吸収し増益キープ! |
| 税引前利益 | 68.0億円 | +14.5% | 本業の収益力は改善! |
| 四半期純利益 | 48.9億円 | ▲68.4% | 前年の米国事業売却益がなく大幅減益に見えるだけ… |
| EPS | 42.36円 | ▲64% | 特殊要因で落ち込んでるね |
| 自己資本比率 | 50.3% | +1.3pt | 財務は健全に改善中! |
(●ω●*)パンダの感想:「前年は米国子会社の売却益(特殊要因)があったから比較すると派手に減益に見えるけど、本業はむしろ成長してるよ!」
③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
✅ 「国策×生活必需」=強固な需要基盤!
サワイはジェネリック医薬品の国内トップクラス。国の医療費削減政策(ジェネリック使用促進率85%突破)と直結した“国策銘柄”だよ!
→ 他社(第一三共や武田薬品)は新薬開発型で波が大きいけど、サワイは「必需品」を大量生産・供給するモデルで安定感が強い!
✅ 国内ジェネリック王者としての強み!
サワイはジェネリック市場シェア上位で、処方薬の“インフラ企業”。政府方針でジェネリック普及率は85%を突破し、需要は底堅いよ!
✅ 高い生産能力×供給安定力!
年間250億錠の生産体制を整備済み。全国に6工場+新設の九州工場で効率化を進め、物流網も拡充。
→ 他の中堅ジェネリック企業は供給不安で信用を失った例もあるけど、サワイは“大量生産+安定供給”で医療機関からの信頼を獲得している!
✅ “薬だけじゃない”新ビジネスへの布石!
・デジタルヘルス(PHR、治療アプリ/DTx)に積極投資
・医療機器事業(片頭痛治療デバイス「レリビオン®」など)にも参入
→ 他社ジェネリック専業は「薬だけ」なのに対し、サワイは“医療サービス全体”に広げて新しい収益源を模索している!
✅ 財務基盤は改善傾向!
自己資本比率50.3%と製薬業界平均水準に戻してきてる。借入はあるけど、キャッシュフローと利益で十分にカバーできる範囲。
✅ 株主還元は安定志向!
今期も配当55円を予定(前年同水準)。配当性向は40%前後と堅実。大型自社株買い(自己株式の大幅消却)も実施しており、中期的に株主還元に積極姿勢!
利回り約2.8%
④ 気になるポイント(●ω●;)
🔸 品質不祥事の影響はまだ完全には消えてない
過去の品質管理不備で行政処分を受け、ブランドイメージに傷。改善活動を進めてるけど、医療業界での信頼回復には時間がかかる。
🔸 薬価改定リスク=利益圧迫の宿命
ジェネリックは国策で需要は増えるけど、その分「薬価引き下げ」で利益率が削られやすい構造。
原材料やエネルギー価格高騰でコスト圧力あり。薬価引き下げも続くため、利益率の維持は課題。
→ 他の新薬メーカーは独自薬で高収益を得られるのに対し、サワイは“価格競争”を避けられないのが宿命。
🔸 市場構造リスク:少品種大量生産からの転換期
医薬品業界全体で「少子高齢化」「新薬・バイオ薬へのシフト」が進む中、従来の“量で勝負”戦略だけでは将来の成長が難しい。
🔸 海外展開は縮小モード
米国事業は売却済み。グローバル展開力では第一三共や武田薬品に大きく劣る。
→ 国内偏重モデルは安定感あるけど、成長ドライバーは乏しい。
🔸 固定費負担が重い“大工場モデル”
生産・物流に巨額投資しているため、需要が落ち込むと稼働率低下で利益が圧迫されるリスク。
→ 他の軽量な中堅ジェネリック企業に比べると柔軟性に欠ける面も。
🔸 政策依存型ビジネス
ジェネリック使用促進は国策に沿うけど、薬価改定リスクで利益が圧縮されやすい。制度変更に大きく左右される点は避けられない。
⑤ 株価&指標まとめ(2025年8月時点)
| 指標 | 数値 | コメント |
|---|---|---|
| 株価 | 1,929円 | |
| PER(予) | 12.8倍 | 割安圏に見える |
| PBR(実) | 1.27倍 | 純資産並みの水準 |
| 配当利回り(予) | 2.85% | 製薬株としては標準的 |
| ROE(実) | 6.19% | まだ改善の余地あり |
| ROA(実) | 3.25% | 効率性は低め |
| 自己資本比率 | 49.0〜50% | 財務健全性は安心 |
| 時価総額 | 約2,228億円 | 中型株ポジション |
⑥ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
| 投資タイプ | パンダの評価 | コメント |
|---|---|---|
| 中長期ホルダー | △ | 品質リスクあり |
| 成長株狙い | △ | 海外成長力は弱め |
| 配当・優待好き | △ | 安定配当2.8%は悪くない |
| バリュー投資家 | ○ | PER12倍台、割安感あり |
| テンバガー狙い | × | 成熟業界なので爆発力は乏しい |
⑦ パンダの投資判断!(●ω●*)
こんな人におすすめ!
-
「医療のインフラ企業で安定投資したい!」
-
「ジェネリック需要の拡大に乗りたい!」
-
「配当もそこそこ欲しい!」
✅ 結論:パンダ的には…
「“国策×生活必需”の安心株!(●ω●*)」
爆発的な成長は難しいけど、安定した需要と健全な財務が魅力。じっくり長期で保有して“堅実な薬屋さん”のリターンを味わうのに向いてるね!
最後に…パンダからのお願いっ!(●ω●*)
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