投資家見習いパンダさんのブログ

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AI需要を裏で支える“めっきの名匠”!日本高純度化学4973の安定経営

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こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
今日は、電子部品や半導体向けのめっき薬品を手がける【日本高純度化学(4973)】さんの最新決算をチェックしてみたよ〜!

① 日本高純度化学ってどんな会社?(●ω●*)

電子部品や半導体などの製造工程で使われる「めっき薬品」をつくっている化学メーカーさん!

主力製品は、プリント基板・コネクター・リードフレームなど、
スマホや自動車、AIサーバーなどの電子部品をつなぐ“電気の通り道”を支える技術なんだよ

  • プリント基板・半導体搭載基板用:生成AI向け需要が急増!

  • コネクター・マイクロスイッチ用:産業機器やスマホ向けが堅調!

  • リードフレーム用:車載向けは在庫調整で一服中

つまり、「半導体×AI×電子部品」の裏方を支える“縁の下の力持ち企業”なんです!

② 最新決算レビュー(2026年3月期 第2四半期)

発表日:2025年10月24日

指標 実績 前年同期比 パンダのひとこと
売上高 75.3億円 +19.0% AI需要で基板用薬品が好調!
営業利益 2.7億円 +1.9% ややコスト増も堅調維持
経常利益 3.8億円 +5.0% 受取配当&有価証券評価益が寄与
中間純利益 6.2億円 ▲24.0% 特別利益の反動減で減益
EPS 108.04円 ▲34.5円 前期が特需だった反動
自己資本比率 84.7% ▲0.5pt それでも超健全!

(●ω●*)パンダの感想:「AIサーバー特需が支える一方、株式売却益の反動で見た目の利益は減ったけど、本業はしっかり堅調!」

③ パンダの注目ポイント(●ω●*)

“素材×テクノロジー”の融合!AI・半導体を支える“精密化学の職人”企業!

日本高純度化学は、プリント基板や半導体パッケージ用のめっき薬品を主力に、電子部品製造に欠かせない“化学の裏方”を担う会社。
いわば、「電子機器の血管(配線)」を通すための薬品を作る専門家なんだよ!

用途ごとにカスタマイズされた高純度薬品を提供し、
スマホ、PC、EV、AIサーバーなど幅広い分野に供給。

しかも「生成AI需要の拡大」が大きな追い風!
AIサーバー用の高性能半導体はより精密な配線と高い導電性が求められるから、
同社の高純度めっき薬品がまさに“なくてはならない存在”なんだ!(●ω●*)

AI・半導体・EVの3大テーマすべてに関与できる“静かなる恩恵株”!

他社にはない“単一セグメント特化型”ビジネスモデル!

日本高純度化学は、他の化学メーカーのように多角化していない。
事業は**「貴金属めっき薬品製造事業」一本!**
→ でもこれが逆に強み!

なぜなら…

  • 技術者・研究陣が1分野に集中投資できる!

  • 顧客(電子部品メーカー)との共同開発で信頼関係が深い!

  • 量産よりも“品質勝負”で差別化!

つまり、“薄利多売”ではなく“高付加価値×技術力”で稼ぐタイプなんだ

→ 同じく電子材料を扱う 住友金属鉱山JCU(表面処理薬品の大手)と比べても、
 小型ながら「特定ニッチ領域に特化して世界シェア上位」という独自ポジション!

企業名 主力分野 売上規模 特徴
日本高純度化学 めっき薬品(基板・半導体) 約140億円(予) AI・半導体需要ど真ん中
JCU 表面処理薬品(自動車・電子部品) 約450億円 大手だが多分野展開
住友金属鉱山 非鉄金属・電子材料 約1兆円超 資源系に依存度高い
奥野製薬工業 めっき薬品・機能材料 約250億円 国内重視・技術志向型

→ “大手化学の中の小さな巨人”という立ち位置が、日本高純度化学の真骨頂!

資本効率を高める“政策保有株式の削減×投資有価証券運用”が巧み!

中期経営計画では、「政策保有株式を純資産の20%未満に縮小」という明確な目標を掲げているよ。
実際、2025年度だけで約49億円分を売却し、
その資金を自己資本強化と成長投資に回す方針。

しかも、保有する投資有価証券の含み益が大幅に増えており、
財務面の安全性がより強固に!

→ “株を持って寝かせる”時代から、“資産を動かして成長を生む”時代へ切り替えてるね!

DOE(自己資本配当率)導入で“安定配当”に本気!

2024年度から導入されたDOE 5%下限ルール
これは「利益が多少ブレても、自己資本に対して一定の配当を維持します」という意思表示!

→ 利益に一喜一憂せず、長期で安心して保有できる株主フレンドリー設計。
→ 小型株でここまで配当ポリシーを明文化しているのは珍しいよ!

(●ω●´)「“高技術×高配当×高安定”の三拍子そろった職人企業!」

④ 気になるポイント(●ω●;)

🔸 純利益は▲24%減、見た目の減益は“特別利益反動”が原因!
前年は有価証券売却益(約7.7億円)があったため、
今期はその反動で中間純利益が6.2億円(▲24%)に見えるけど、
本業の営業利益はむしろ増加!

→ “利益の質”は安定していて、減益に見えるのは一時的。
→ 投資家としては「数字より中身」を見るのがポイントだね!

🔸 需要の偏りと景気感応リスクも
売上の約半分を「半導体・電子部品関連」が占めるため、
スマホや車載向けが停滞すると影響を受けやすい構造。

特に今期は…

  • スマートフォン・PC向け → 回復は緩やか

  • 車載電子部品 → EV減速で伸び悩み

→ 一方でAIサーバー関連が補ってくれてるけど、
 業界全体の波に左右されやすい点は注意!

🔸 海外展開が限定的=“国内特化型リスク”も
売上の大部分が日本国内向けで、海外売上比率はまだ低い。
→ JCUなどがグローバル展開を進める中、海外成長余地が残っているとも言えるけど、
 為替リスクや国際競争力の面では今後の課題。

→ (●ω●;)「国内市場だけだと、AI需要が一巡したあとが心配かも…」

🔸 原材料価格・為替変動リスク
貴金属を扱うため、金・銀・パラジウムなどの相場変動が収益に影響。
円高になると輸出採算が悪化、円安になると原材料コストが上昇。
→ 市況・為替両面でのヘッジ体制が今後の課題。

🔸 小型株ゆえの流動性リスク
時価総額約200億円と中小型ゾーン。
→ 出来高が少なく、短期売買には向かない面も。
→ 長期でじっくり付き合う“職人気質の銘柄”として見るのが吉!

🔸 まとめ:堅実さの裏にある“静かな課題”
AI・半導体特需の波には乗っているけど、
海外展開・分野拡張・原価リスクなど、次の成長ステージへの一歩が鍵。

(●ω●*)「堅実経営+AI特需の恩恵=“守りながら攻める”好バランス銘柄だね!」

⑤ 配当・株主還元情報

区分 配当金 コメント
2025年3月期実績 年間126円(63+63) DOE導入で安定配当スタート!
2026年3月期予想 年間126円(63+63) 据え置き継続、安定志向!

利回り3.8%

→ 特に減配はなく、業績の波に左右されない「株主第一主義」姿勢が好印象

⑥ 株主優待情報

株主優待:なし

(●ω●*)「優待はないけど、配当+財務安定で“堅実ホールド銘柄”だね!」

⑦ 株価・指標まとめ(2025年10月時点)

指標 数値 コメント
株価 3,300円  
PER(予) 13.2倍 割高感なし、業績連動型
PBR(実) 1.23倍 純資産の厚みを考えると割安気味
配当利回り(予) 3.82% 安定配当+高利回りライン!
ROE(実) 11.29% 利益効率は堅調
ROA(実) 9.57% 総資産の活用も良好
自己資本比率 85.2% 超優良財務!
時価総額 約200億円 小型優良株の典型

⑧ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)

投資タイプ パンダ評価 コメント
中長期ホルダー 財務健全+DOE配当で安心感抜群!
成長株狙い AI・半導体分野の波に乗るチャンス!
配当・優待好き 高利回り+安定配当が魅力!
バリュー投資家 PBR1.2倍はまだ割安圏!
テンバガー狙い 成熟型、爆発力より“堅実さ”重視!

⑨ パンダの投資判断!(●ω●*)

結論:「AIとともに光る“めっき薬品の職人企業”!」

安定財務×AI関連需要×高配当の三拍子そろった優良中小型株✨
政策保有株の売却で資本効率を改善し、株主還元にも積極的。
大きく化けるタイプではないけど、“下値が固い堅実銘柄”としてポートフォリオに加えたい1社だよ!(●ω●*)

パンダの一言まとめ

「AIサーバーの裏側を支える“めっきの名人”。
地味だけど堅実、派手じゃないけど頼もしい!」