投資家見習いパンダさんのブログ

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【クレディセゾン(8253)】決算レビュー|ペイメント好調&増配!海外赤字が残るも割安感◎

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こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)

今回は、クレジットカード「セゾンカード」でおなじみの【クレディセゾン(8253)】さんの2026年3月期 第1四半期決算をチェックしてみたよ〜!
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① クレディセゾンってどんな会社?(●ω●*)

クレジットカード、リース、ファイナンス、不動産、海外金融、アミューズメントまで幅広く展開する総合生活サービスグループ!

特徴はこんな感じ!

  • 国内外に多様なカード提携先&顧客基盤(カード会員2,286万人)

  • ペイメント事業を中心に、リースやローン、保証事業でも収益柱を持つ

  • インド・東南アジア・南米など新興国金融事業にも挑戦中!

  • 財務健全性は高めで、自己資本比率は15%前後を維持

(●ω●*)パンダの印象:「“カード会社”にとどまらず、“金融×生活サービス”に進化してるね!」

② 最新決算レビュー(2026年3月期 第1四半期)

2025年8月14日発表

指標 実績 前年比 パンダのひとこと
純収益 1,089億円 +8.9% ペイメント・海外事業が好調!
事業利益 229億円 +0.3% ペイメントが大幅増益で全体をカバー
税引前利益 228億円 ▲3.0% 投資評価損などで減益
四半期純利益 161億円 ▲3.0% 本業は堅調だが一部事業が足を引っ張る
EPS 108.85円 +6.6% 自己株買い効果で上昇
自己資本比率 14.8% ▲0.3pt ほぼ横ばい

(●ω●*)パンダの感想:「カード利用は伸びてるけど、不動産や投資関連が逆風だったね!」

③ パンダの注目ポイント(●ω●*)

国内外をカバーする“金融×生活サービス”の多角化モデル!
クレディセゾンは、カード会社にありがちな「決済依存型」ではなく、複数の事業ポートフォリオを持つのが特徴。
ペイメント(カード)、リース、ローン・保証、不動産、海外レンディング、アミューズメントまで、6本柱で収益を分散!

  • ペイメント:高単価顧客や法人カードに強く、安定成長中

  • ファイナンス:住宅ローン保証や資産形成ローンなど安定収益型

  • グローバル:インド・ベトナム・ブラジルで成長余地大

  • 不動産・エンタメ:景気変動で上下はあるが補完的な役割

他社比較
 - 三井住友カードやJCBはカード事業比率が高く景気・消費動向に左右されやすい
 - セゾンは事業分散により1分野の不調でも業績全体は安定しやすい

 

ペイメント事業が大幅増益(+81.1%)!

  • ゴールドカード以上や法人カードなど、高単価顧客に注力

  • リボ払い手数料や海外利用手数料の改定で収益性アップ

  • 法人マーケットの開拓も加速し、クロスセルで単価向上

→ 他社と比べて法人領域とプレミアム層に強み!

 

収益の柱が複数ある“総合生活サービス”型モデル

  • カード事業だけでなく、リース・ローン・保証・不動産まで幅広く収益源を確保

  • 特にファイナンス事業は住宅ローン保証など安定収益型

  • 事業分散により景気変動リスクを緩和

自己株買い+増配の株主還元姿勢

  • 2026年3月期は期末配当予想130円(前年比+10円)

  • さらに自己株式を積極取得中(株主価値向上を狙う動き)

  • 利回り3.16%

配当+自社株買いの総還元利回りは約5%前後と、インカム投資家にも魅力的

 

DX銘柄に3年連続選定!金融業界でもデジタル強者

  • 自社開発のUI/UX改善で会員稼働率アップ

  • 内製開発のノウハウを全社展開しコスト効率化

  • データ活用によるターゲティング精度向上

→ 競合の一部は外部ベンダー依存だが、セゾンは内製力で柔軟性とスピードが強み!

④ 気になるポイント(●ω●;)

🔸 不動産関連事業が大幅減益(▲59.7%)

  • 前年の大型取引がなく、今期は下期偏重

  • 事業利益は18億円→1.8億円へ減少
    → 安定性はやや低く、期ズレが大きい

  • 短期的に利益変動が大きく、安定性に欠ける側面あり

他社比較:不動産賃貸主体のオリックスは安定収益型、セゾンは物件売却タイミングで業績が振れやすい

 

🔸 海外事業は成長中だが利益は赤字転落

  • インド・ベトナム・ブラジルで融資残高拡大も、投資評価損で赤字(▲8.68億円)

  • 新興国レンディングは金利・為替・信用リスクが大きい

他社比較:海外カード事業を持つアプラスやオリコは海外比率が低く安定志向、セゾンは積極展開だが収益化には時間がかかる

 

🔸 金融市場変動リスク

  • 投資有価証券評価損や金利変動が利益を左右

  • 海外金利や為替変動への耐性が必要

 

🔸 自己資本比率は15%未満

  • 金融業としては標準範囲内だが、急激な外部ショック時の資本余力は限定的

🔸 競争激化するカード・決済業界

  • キャッシュレス競争で新興Fintechや他社ポイント経済圏と顧客争奪戦

  • 自社の「セゾン・パートナー経済圏」をどこまで拡大できるかが勝負どころ

⑤ 株価&指標まとめ(2025年8月時点)

指標 数値 コメント
株価 4,120円  
PER(予) 9.0倍 割安感あり
PBR(実) 0.87倍 純資産割れの水準
配当利回り(予) 3.16% 増配予定で魅力UP
ROE(実) 9.41% 合格ライン
ROA(実) 1.47% 金融業としては標準
自己資本比率 15.1% 安定水準
時価総額 約7,640億円 中堅〜大型株

⑥ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)

投資タイプ パンダ評価 コメント
中長期ホルダー 安定したカード事業+増配姿勢
成長株狙い 海外黒字化が鍵
配当狙い 3%超+増配は魅力
バリュー投資家 PBR1倍割れの割安水準
テンバガー狙い 成熟業種だが海外再成長で可能性も

⑦ パンダの投資判断!(●ω●*)

こんな人におすすめ!

  • 「安定した国内カード事業に投資したい!」

  • 「割安株をじっくり持ちたい!」

  • 「配当+自己株買いの株主還元重視!」

結論:パンダ的には…
「“堅実なカード王者+割安”で長期ホールド候補!(●ω●*)」
ペイメント事業の成長と株主還元は魅力的。海外赤字や投資損は課題だけど、分散事業モデルで安定感はバッチリ!