投資家見習いパンダさんのブログ

投資家見習いパンダさんが投資する日記

本サイトはアフィリエイト広告を利用しています 投資は自己責任でよろしくお願いします。

【朝日インテック(7747)】世界の“心臓治療”を支える日本発ブランド!円高と減損の逆風をどう乗り越える?(●ω●*)

PVアクセスランキング にほんブログ村

こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです(●ω●*)

医療用ガイドワイヤーやカテーテルで有名な【朝日インテック】さんの本決算をチェックしてみたよ〜!
内容がよかったら、下の“ブログ村”ボタンをポチッと応援クリックしてくれると嬉しいです!

① 朝日インテックってどんな会社?(●ω●*)

医療機器分野で世界的に活躍するメーカー!
特に循環器治療に使うガイドワイヤーやカテーテルでは国内トップ&世界でも高いシェアを持っているよ。

特徴はこんな感じ!

  • メディカル事業が売上の約9割!循環器・脳・末梢血管系まで幅広くカバー

  • 世界100カ国以上に製品を供給

  • 高付加価値の“自社ブランド製品”で高い利益率を実現

  • 研究開発費比率は約1割!技術力勝負の会社

② 最新決算レビュー(2025年6月期)

指標 実績 前年比 パンダのひとこと
売上高 1,200億円 +11.6% メディカル事業が国内外で好調!
営業利益 300.8億円 +35.9% 利益率25.1%、業界屈指の高収益!
経常利益 295.6億円 +34.6% 補助金収入増も寄与
純利益 127.4億円 ▲19.4% 減損損失(約92億円)が響いた…
EPS 46.92円 ▲19.4% 減益の主因は特別損失
自己資本比率 77.9% ▲1.0pt 財務は超健全!

(●ω●*)パンダの感想:「本業は絶好調だけど、海外子会社の減損で純利益は一時的ダウン」

③ パンダの注目ポイント(●ω●*)

“医療インフラを支える世界ブランド”!循環器から脳・末梢血管まで網羅!
朝日インテックは、循環器治療の要となるガイドワイヤー・カテーテルの分野で、国内トップ・世界有数のシェアを誇るよ!

  • 世界100カ国以上に製品を供給

  • 高度な加工技術で、同業他社(テルモ、ボストン・サイエンティフィックなど)と比べても軽量・高耐久性で評価が高い

  • OEM(他社ブランド製造)依存度が低く、ほとんどが自社ブランド製品 ⇒ 粗利率が高く、価格決定力も強い!

→ 他の医療機器メーカーはOEM比率が高く価格競争に巻き込まれやすいけど、朝日インテックは「技術力×ブランド力」で守られた収益構造を持っているのが大きな強み!

“製造小売型”に近い垂直統合モデル!

  • 開発・製造から販売まで自社で一貫管理(医療版SPAモデル)

  • 世界各地に販売子会社を持ち、代理店任せにせず自社の営業力でシェア拡大

  • 高付加価値製品(例:複雑病変対応ガイドワイヤー)で価格下落圧力を回避

→ このモデルは、価格競争の激しい医療機器業界で利益率を維持する秘訣!

 

 

グローバル市場の成長余地が大きい!

  • 中国:PCI(冠動脈インターベンション)の症例数が年々増加中

  • 米国:末梢血管・脳血管分野が伸びており、製品認可も拡大

  • 欧州:既存代理店網を再編し直販体制を強化中

→ 海外比率はすでに7割超、今後も“世界の心臓治療ニーズ”に乗って成長が期待できる!

財務の盤石さ

  • 自己資本比率77.9%

  • 借入金ほぼゼロに近い超健全経営

株主還元も強化

  • 配当24.23円(前期比+3.86円)

  • 来期は30.91円予想!配当性向35%維持

  • 利回り1.24%

④ 気になるポイント(●ω●;)

🔸 減損損失のインパクト

  • 米国や国内の買収子会社4社でのれん等を減損(合計約92億円)

  • 投資回収見込みが立たず、純利益を押し下げた

→ 投資案件の見極めやPMI(買収後の統合プロセス)の改善が課題

🔸 米国関税リスク

  • 米国向け製品の一部が関税影響を受け、売上総利益率低下要因に

🔸 為替感応度の高さ

  • 海外売上比率が7割と高く、円高になると収益にマイナス影響

 

🔸 競争激化&価格圧力

  • ボストン・サイエンティフィックやマテルナライフサイエンスなど、グローバル競合は新製品を積極投入

  • 中国市場では地場メーカーの低価格攻勢が拡大

→ 高機能・高付加価値製品で差別化しないと価格競争に巻き込まれる恐れ

 

🔸 成長の柱をメディカル以外に作れるか?

  • 産業機器事業は売上比率1割以下で、景気敏感

  • 医療領域の成長は続くが、規制強化や保険償還価格の引き下げがあると利益に影響大
    → 他社のようにロボティクスやデジタルヘルス分野へ踏み出すかが今後の分岐点かも

🔸 研究開発投資の回収リスク

  • 新領域や新製品が市場浸透しなければ、投資負担が重くなる可能性あり

  • R&D比率9.9%と高水準

→ 医療機器は承認までの時間が長く、開発失敗リスクも高い

 

⑤ 株価&指標まとめ(2025年8月時点)

指標 数値 コメント
株価 2,491円  
PER(予) 28.2倍 医療機器株らしい高め水準
PBR(実) 4.46倍 成長性プレミアム込み
配当利回り(予) 1.24% 来期増配でやや改善見込み
ROE(実) 8.44% 減損の影響で低下
ROA(実) 6.62% 十分高い
自己資本比率 77.9% 鉄壁の財務
時価総額 約6,766億円 中大型株ポジション

⑥ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)

投資タイプ パンダの評価 コメント
中長期ホルダー ◎  国内外の成長+財務健全性
成長株狙い ○  為替逆風でも成長続く
配当狙い △  来期増配で1.2%→改善見込み
バリュー投資家 △ 割高感あり PBR4倍超はプレミアム価格
テンバガー狙い △ 成熟業種 新領域次第で化ける可能性

⑦ パンダの投資判断!

こんな人におすすめ!

  • 「医療×世界展開の成長企業に乗りたい!」

  • 「財務の堅さを重視したい!」

  • 「安定+新市場開拓の両方に期待したい!」

結論:パンダ的には…
「世界で戦う医療機器の優等生!(●ω●*)」
減損は一時的で、本業は絶好調。来期も売上・利益とも増加見込みで、財務も鉄壁。株価はやや高めだけど、中長期でじっくり持ちたい1銘柄だね!