こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
今日は、北関東を中心に展開するスーパーマーケットチェーン【ベルク(9974)】さんの最新決算をのぞいてみるよ〜!
① ベルクってどんな会社?(●ω●*)
ベルクは、「Better Quality & Lower Price」=より良い品質を、より安く! を掲げるスーパーマーケット。
埼玉・群馬・千葉を中心に、148店舗(ベルク145店+クルベ3店)を展開中!
生鮮食品から惣菜まで幅広く扱い、
「地域に密着しながら高品質・低価格を実現」しているのが特徴。
さらに!
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ネットスーパー「ベルクお届けパック」
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電子マネー「ベルクペイ」
など、デジタル施策にも積極的で、生活者の利便性を追求してるんだよ!
(●ω●*)パンダの印象:「“地元密着×効率経営”のスーパー優等生!」
② 最新決算レビュー(2026年2月期 第2四半期)
発表日:2025年10月10日
| 指標 | 実績 | 前年同期比 | パンダのひとこと |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 2,110億円 | +11.3% | 増収達成!物価上昇下でもしっかり伸ばした! |
| 営業利益 | 88.8億円 | ▲1.7% | 人件費や仕入コストが重し… |
| 経常利益 | 90.1億円 | ▲2.4% | ほぼ計画通りの推移 |
| 中間純利益 | 61.4億円 | ▲0.4% | 減益幅はごくわずか、安定経営! |
| EPS | 294.88円 | ▲1.15円 | 横ばいで堅調 |
| 自己資本比率 | 53.2% | ▲1.6pt | 高水準を維持! |
(●ω●*)パンダの感想:「物価高でも売上を伸ばしたのは立派!利益率改善が次の課題だね!」
③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
✅ 「地域密着×効率経営」で“スーパーマーケットの理想形”を実現!
ベルクの最大の強みは、地域に根ざした経営と、徹底した効率化モデル。
店舗は埼玉・群馬・千葉などに集中しており、配送・人材・広告を地域単位で共有する「ドミナント戦略」を採用。
→ 無駄のない出店で物流コストを最小限にしながら、顧客接点を最大化!
同じ北関東地盤のヤオコー(8279)が“高品質志向”で支持を得るのに対し、
ベルクは「品質も価格も両立」という“庶民のリアル日常密着型”。
→ ヤオコーが“ちょっと贅沢なスーパー”なら、ベルクは“毎日通える安心スーパー”!
さらに、店舗運営は徹底的に標準化されたオペレーションで、どの店でも同じ品質・サービスを提供。
省人化・効率化を支える自動発注やセルフレジも進化しており、業界トップクラスの労働生産性を誇るよ!
✅ 「自社物流×SPA(製造小売)」でコストを制する!
ベルクはスーパーマーケット業界では珍しく、自社物流網を持つSPA型(製造小売)モデルを構築!
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産地・メーカーからの一括大量仕入れ
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自社物流センターで高効率配送
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子会社「ホームデリカ」で惣菜製造を内製化
この垂直統合モデルにより、“安くておいしい”を両立できる構造を作っているんだ。
→ 一般的なスーパー(例:マルエツ・いなげや)は外部仕入れ依存が高く、価格変動の影響を受けやすいけど、
ベルクは仕入・物流・販売の全工程を自社でコントロール!
(●ω●*)「“小売だけどメーカー”というハイブリッド経営!利益率がブレにくいのが強みだね!」
✅ PB「くらしにベルク(kurabelc)」でブランド強化!
プライベートブランド(PB)を積極展開中。
お弁当・お惣菜・冷凍食品・日配品など、自社開発商品を拡大しており、
“目的買い”で来店するお客様が増えているよ!
→ つまり、ベルクにしかない価値を提供できている=価格競争に巻き込まれにくい体質に!
→ 「オーケー」や「ロピア」が低価格特化なのに対し、ベルクは“品質+満足感”で勝負!
✅ デジタル戦略にも積極的!
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電子マネー「ベルクペイ」:ポイント・決済を一体化
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ネットスーパー「ベルクお届けパック」:高齢者層の利用増
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SNSキャンペーンで若年層との接点を拡大
→ “店舗+アプリ+物流”の三位一体で、DX型スーパーマーケットを目指してる!
(●ω●´)「ベルクは“地元スーパー×デジタル”の融合を最前線でやってる感じだね!」
✅ 財務も“超”健全!
自己資本比率は 53.2%、有利子負債も少なく、現預金は2,100億円超。
→ 景気変動にも強い“守りの財務”。
しかも増配も継続!2026年2月期は年124円(+2円)を予定。
→ “攻めと守りのバランス”が絶妙な好企業✨
④ 気になるポイント(●ω●;)
🔸 利益率の低下が課題…「売れても稼ぎにくい」構造に
営業収益は過去最高だけど、営業利益は微減。
→ 原材料高騰、人件費上昇、電気代負担が直撃。
スーパー業界全体で「値上げできないコスト高」が続いており、
ベルクも営業利益率4.2% → 4.1%へやや悪化。
→ 同業他社比較
| 企業 | 営業利益率 | 特徴 |
|---|---|---|
| ベルク | 約4% | 安定型・コスト吸収力あり |
| ヤオコー | 約5% | 高付加価値志向で高利益率 |
| オーケー | 約3% | 低価格で薄利多売型 |
ベルクは「利益率と安定性の中間型」!ただしコスト上昇時には利益が削られやすい。
🔸 価格競争の激化で“個性化”がカギに!
関東エリアでは、
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「オーケー」:徹底した安さ
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「ロピア」:ボリュームと楽しさ
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「ヤオコー」:高品質・高単価路線
が競合。ベルクはその中間ポジションで「バランス型」。
→ 差別化ポイントがやや曖昧になりつつあり、今後は
“ベルクならではの買い物体験”の明確化が課題。
(●ω●;)「安い・新鮮・便利を“全部そこそこ”で終わらせない工夫が必要だね!」
🔸 人手不足と省力化の両立が今後の試金石
労働力確保が難しい中、セルフレジ・自動発注・AI需要予測の導入を進行中。
ただし、人件費上昇のペースが早く、店舗運営の効率化が追いつかないリスクも。
→ チェーン全体でDXをどこまで浸透させられるかが、今後の利益率改善のカギ!
🔸 新規出店ラッシュによる初期コスト負担
2025年度は新店4店舗+改装3店舗と積極出店。
→ 短期的には減価償却・人件費が先行し、利益を圧迫。
でも裏を返せば、中長期の成長投資フェーズとも言えるね!
🔸 食品スーパー業界の構造的リスクも
・原材料高騰、円安で仕入コストが変動
・天候・気温で生鮮売上が上下
・消費者節約志向の影響
→ 利益が薄い業態だからこそ、在庫・物流・人件費をいかに最適化できるかが勝負!
(●ω●;)「“売上よりも利益を守る経営”が次のステージだね!」
⑤ 配当・株主還元情報
| 区分 | 金額(円) | コメント |
|---|---|---|
| 2025年2月期 | 年間120円(58円+62円) | 安定配当を維持 |
| 2026年2月期(予想) | 年間124円(62円+62円) | 2円の増配 |
| 配当方針 | 安定配当+成長に応じた還元 | 株主重視姿勢を継続中! |
(●ω●*)「堅実経営+増配!これはうれしいね♪」
⑥ 株主優待情報
優待①〜③のいずれかを選択可能!
| 保有株数 | ①お米 | ②自社商品詰め合わせ | ③JCBギフトカード |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 2kg | 1,500円相当 | 1,000円 |
| 500株以上 | 3kg | 2,500円相当 | 2,000円 |
| 1,000株以上 | 5kg | 4,000円相当 | 3,000円 |
| 2,000株以上 | 10kg | 6,000円相当 | 5,000円 |
パンダの優待評価
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バランス◎:お米・ギフト・自社品から選べるのがうれしい!
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実用性◎:どれを選んでも“生活に直結する優待”!
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家族持ちにも人気の鉄板優待
⑦ 株価・指標まとめ(2025年10月時点)
| 指標 | 数値 | コメント |
|---|---|---|
| 株価 | 7,350円 | |
| PER(予) | 12.3倍 | 割高感なし! |
| PBR(実) | 1.34倍 | 適正水準 |
| 配当利回り(予) | 1.69% | 低めだが増配継続中 |
| ROE(実) | 11.8% | 効率的な経営! |
| ROA(実) | 6.43% | 利益率も堅実! |
| 自己資本比率 | 54.8% | 財務健全! |
| 時価総額 | 約1,534億円 | 地域スーパーでは大手クラス! |
⑧ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
| 投資タイプ | パンダの評価 | コメント |
|---|---|---|
| 中長期ホルダー | ◎堅実成長! | 安定収益+増配で安心感あり |
| 成長株狙い | △ | 成熟市場だが、デジタル戦略に光 |
| 配当・優待好き | △ | 実用的優待+増配で好印象 |
| バリュー投資家 | ○ | PBR1.3倍はまだ手頃 |
| テンバガー狙い | × | 成熟業態のため爆発力は限定的 |
⑨ パンダの投資判断!(●ω●*)
こんな人におすすめ!
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「安定した生活密着企業を持ちたい!」
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「長期で安心できる小売株がほしい!」
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「優待でお米をもらいたい!」(●ω●*)
✅ 結論:
「“堅実に成長する北関東の食品王者”!(●ω●*)」
売上・利益とも安定、財務も鉄壁。
成長スピードは緩やかだけど、着実に積み上げるタイプ。
地元密着+効率経営で、“守りながら増やす銘柄” としておすすめ!
