こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
今日はデパ地下惣菜でおなじみの【ロック・フィールド(2910)】さんの 2026年4月期 第1四半期決算(2025年9月5日発表) をチェックしてみたよ〜!
- ① ロック・フィールドってどんな会社?(●ω●*)
- ② 最新決算レビュー(2026年4月期 第1四半期)
- ③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
- ④ 気になるポイント(●ω●;)
- ⑤ 株価&指標まとめ(2025年9月時点)
- ⑥ 株主優待まとめ
- ⑦ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
- ⑧ パンダの投資判断!
① ロック・フィールドってどんな会社?(●ω●*)
ロック・フィールドは、「RF1(アール・エフ・ワン)」や「神戸コロッケ」などの惣菜ブランドを展開する会社だよ!
スーパーや百貨店の惣菜売場で見かける「ちょっと高級でおしゃれなお惣菜」がまさにロック・フィールドの強み!
特徴まとめ
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主力ブランド「RF1」「グリーン・グルメ」など、サラダやお惣菜に特化
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百貨店・駅ビルなど都市部の好立地に強い
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工場(ファクトリー)から直接店舗へ供給する仕組みで鮮度と品質を維持
(●ω●*)パンダの印象:「ただの惣菜屋さんじゃなくて、“ライフスタイル提案型の食ビジネス”なんだね!」
② 最新決算レビュー(2026年4月期 第1四半期)
2025年9月5日
指標 | 実績 | 前年同期比 | パンダのひとこと |
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売上高 | 1,247億円 | ▲1.5% | 百貨店改装や退店の影響で微減… |
営業利益 | 0.1億円 | ▲96.8% | コスト高を吸収できず、ギリ黒字! |
経常利益 | 0.4億円 | ▲88.0% | なんとかプラスを確保… |
四半期純利益 | ▲0.1億円 | 改善(前年▲1.0億円) | 赤字幅は縮小! |
EPS | ▲0.41円 | 改善 | まだマイナスだけど回復気味! |
自己資本比率 | 82.3% | +0.4pt | 財務は鉄壁! |
(●ω●*)パンダの感想:「利益はほぼ消えちゃったけど、去年より赤字が小さい!回復基調を感じるね!」
③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
✅ 「中食」需要を取り込むパイオニア!
ロック・フィールドは、百貨店の惣菜売場を開拓した“中食のパイオニア”とも言える存在!
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「RF1」で高級サラダ市場を創出
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「神戸コロッケ」など専門ブランドを展開
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百貨店・商業施設の惣菜売場では“なくてはならない存在”に!
(●ω●*)「総菜市場は競合も多いけど、“高級路線”を築けたのはロック・フィールドならでは!」
✅ 会員制度「ロック・フィールドメンバーズ」でリピーター確保!
アプリ・イベント(感謝祭など)を活用して“常連化”を推進。
→ 単なる惣菜販売から“会員マーケティング企業”へ!
✅ 製造直販モデル×鮮度管理=品質優位!
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工場(ファクトリー)で一括製造 → 各店舗へ直送
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独自の物流網を構築し、“作りたて感”を維持
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他社の惣菜チェーンは仕入れ依存が多いが、ロック・フィールドは製造から販売まで一気通貫
→ これはまさに「ユニクロのSPAモデル」を惣菜に持ち込んだような仕組み!
高価格帯でも支持される理由はこの鮮度管理と一貫体制にあるよ。
✅ ブランドごとの棲み分け戦略!
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RF1:主力、高級サラダ・デリカテッセン
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グリーン・グルメ:ややカジュアル志向
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いとはん:和風惣菜
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神戸コロッケ:揚げ物・カジュアル惣菜
→ 単一ブランド依存ではなく、ターゲットを分けて消費シーンを広くカバー!
同業のプレナス(ほっともっと)やオリジン東秀(イオン傘下)は価格帯が低めで“量”を追求する一方、ロック・フィールドは質重視・高単価戦略で差別化。
✅ 財務の強さで投資余力あり!
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自己資本比率82%超、現金残高1,200億円規模
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借入依存が低い → 攻めにも守りにも強い
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この“キャッシュリッチ体質”で設備投資や新ブランド開発に積極投資できる
→ 他社(例:プレナス・オリジン)は設備投資余力が限られるのに対し、ロック・フィールドは“財務が支える新規投資”が強みだね!
✅ 株主優待が魅力的!
・お惣菜券(年2回)
・ファクトリー見学会への招待
食品系優待は「使いやすさ」で人気高いね!
④ 気になるポイント(●ω●;)
🔸 営業利益がほぼ消滅…利益体質の弱さ
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売上高1,247億円に対し営業利益はわずか0.1億円(営業利益率0.08%!)
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人件費・原材料費・物流費の高騰を吸収できず利益が圧迫
→ 同じ外食・中食系の「プレナス(営業利益率2〜3%)」「イートアンドHD(5%前後)」と比べてもかなり低水準…。
→ “売上はあるけど利益が出にくい”構造が課題。
🔸 百貨店依存のリスク
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百貨店や大型商業施設の売場に依存度が高い
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店舗改装やテナント撤退で売上が直接落ち込む
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コロナ禍の時のように“人が集まらない状況”では即打撃
→ コンビニやスーパーと違い「立地依存度」が高いのは弱み。
🔸 新ブランド・海外展開はまだ小規模
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国内惣菜ブランドの延長線上にとどまっており、新しい収益の柱が育っていない
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若年層向けブランドも立ち上げ中だが、まだ業績貢献度は限定的
→ 海外展開で存在感を出している「イオン」「セブン&アイ」と比べると、ロック・フィールドは“国内依存”から抜け出せていない。
🔸 単価アップは進むが消費マインドが重し
物価高で「高級惣菜」需要がやや鈍化。消費者の財布事情に左右されやすい。
🔸 惣菜市場の競争激化&物価高
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セブンプレミアムやイオンのプライベートブランド惣菜など、低価格で品質の高い商品が増加中
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高価格帯が売りのロック・フィールドは、物価高で消費マインドが冷え込むと“真っ先に削られる”リスクも
→ 高級路線ゆえに不況に弱い構造…。
🔸 コスト構造の硬直性
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自社工場を抱え、製造直販モデルは強みだが、固定費負担も大きい
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来店客数が減ると一気に赤字に転落するリスクあり
→ これは製造直販型の宿命であり、固定費が軽い“外部委託型の惣菜チェーン”よりも景気変動に弱いとも言える。
⑤ 株価&指標まとめ(2025年9月時点)
指標 | 数値 | コメント |
---|---|---|
株価 | 1,490円 | |
PER(予) | 41.8倍 | 割高水準…成長性期待込み |
PBR(実) | 1.36倍 | やや高めだが資産内容は堅実 |
配当利回り(予) | 1.61% | 少し物足りない… |
ROE | 1.13% | 低い…効率性に課題 |
ROA | 0.92% | 収益力はまだ弱い |
自己資本比率 | 81.9% | 超健全な財務! |
時価総額 | 約399億円 | 小型株で値動き軽め |
⑥ 株主優待まとめ
【2025年4月末・10月末】
① おそうざい券
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200株以上:1,000円分(5年以上で2,000円分)
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500株以上:3,000円分(5年以上で4,000円分)
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1,000株以上:10,000円分(5年以上で11,000円分)
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3,000株以上:15,000円分(5年以上で16,000円分)
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5,000株以上:30,000円分(5年以上で31,000円分)
② ファクトリー・オフィス見学会へ招待(抽選)
【2026年4月末以降】
① おそうざい券(条件変更あり:100株から優待開始)
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100株以上(1年以上保有):500円分(5年以上で1,000円分)
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200株以上:1,000円分〜最大17,500円分
② ファクトリー・オフィス見学会へ招待
→ 長期保有で優待内容が拡充!食品系優待好きには嬉しいね!
⑦ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
投資タイプ | パンダ評価 | コメント |
---|---|---|
中長期ホルダー | △ | 財務は鉄壁!だが利益成長に課題 |
成長株狙い | △ 厳しめ | 国内依存で成長ストーリー弱め |
配当・優待好き | △ | 優待は魅力!配当はもう一声欲しい |
バリュー投資家 | △ 割高感あり | PER40倍超は高い… |
テンバガー狙い | ✕ 難しい | 成熟企業で爆発力は薄い |
⑧ パンダの投資判断!
こんな人におすすめ!
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「食品系の株主優待が欲しい!」
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「安定した財務の会社が好き!」
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「百貨店やデパ地下ブランドに馴染みがある!」
✅ パンダ的結論は…
「“優待魅力×財務安定”だけど、利益成長は慎重に見たい一株!(●ω●*)」
国内消費に根強いブランド力がある一方で、コスト高で利益が削られているのが気になるところ。
優待目当てで長期保有するならアリ!成長株としてはやや物足りないかも。
パンダからのお願いっ!🐼
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