こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
今回は、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とコンタクトセンターを手がける【ビーウィズ(9216)】さんの、
2026年5月期 第1四半期決算(2025年10月10日発表)をチェックしてみたよ!
① ビーウィズってどんな会社?(●ω●*)
ビーウィズは、企業の業務を代わりに請け負うBPO企業!
コールセンター(コンタクトセンター)運営を中心に、
システム開発・クラウドPBXサービス「Omnia LINK」なども展開してるよ。
主な事業
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コンタクトセンター運営(金融・通信・公共など)
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BPO(事務処理・顧客対応代行)
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クラウドPBX「Omnia LINK」開発・販売
全国17拠点・7,000ブース超のオペレーション体制を持ち、
AI・クラウド技術を活用した“次世代型コールセンター”を目指してるんだ!
(●ω●*)パンダの印象:「“人×AI”で支える新しい働き方インフラ企業!」
※クラウドPBXとは?
PBX(ピー・ビー・エックス)とは、
「Private Branch eXchange(構内交換機)」の略で、
会社の中で電話をつなぐ“内線・外線の管理装置”のことなんだ。
昔はオフィスの中に大きな機械(PBX本体)を設置して、電話線をつないで運用してたんだけど、
それをインターネット経由(クラウド)で提供する仕組みにしたのが「クラウドPBX」!
② 最新決算レビュー(2026年5月期 第1四半期)
指標 | 実績 | 前年同期比 | コメント |
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売上高 | 89.3億円 | ▲1.8% | 公共案件減少で微減収 |
営業利益 | 1.34億円 | ▲64.9% | コスト最適化費用が響く |
経常利益 | 1.35億円 | ▲64.5% | 減益続くも黒字維持 |
四半期純利益 | 0.97億円 | ▲62.2% | 減配なし、配当維持で株主に配慮 |
EPS | 6.9円 | ▲62% | 前年18.3円→減益 |
自己資本比率は61.3%(前期比▲0.4pt)と健全!
(●ω●*)パンダの感想:「コスト最適化の“先行投資期”で利益は減少中。でも、クラウド事業が伸びてるのが希望の芽」
③ パンダ注目ポイント(●ω●*)
✅ BPO×クラウド×AIで“業務支援の未来”を作る企業!
ビーウィズは、企業の“人の手間を代わりに担う”BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業。
でもただの「人材派遣的な代行業」ではなく、テクノロジーで業務を仕組み化するBPO+Tech企業なんだ!
たとえば――
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コールセンター運営:オペレーター教育やシフト管理をデータ化
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AI支援システム:生成AIでFAQ自動生成、応答品質を均一化
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クラウドPBX「Omnia LINK」:電話システムをクラウド化して在宅対応も可能に
→ “人手に頼るBPO”から、“AIで強化されたBPO”へ進化中!
→ まさに「人×AI×クラウド」で、業務効率と利益率の両立を狙う構造!
✅ 「Omnia LINK」でIT企業に近づく!
主力のクラウドPBX「Omnia LINK」は、企業の電話・音声通信をクラウド上で一元管理できるシステム。
従来は専用機器が必要だった“構内交換機(PBX)”をクラウド化することで、
在宅勤務・多拠点対応を容易にし、コスト削減にもつながっているよ!
実績がすごい!
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ライセンス数:4,788件(+38.9%)
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ARR(年次経常収益):11.6億円(+34.1%)
→ “毎月継続して入ってくるサブスク収益”が拡大中!
→ BPO企業から「SaaS企業」へのシフトが鮮明に!
(●ω●*)「“人がやる仕事”と“AIがやる仕事”の境界を設計してる感じだね!」
✅ 他社と比べて見えてくるビーウィズの“個性”!
企業名 | 主力領域 | 強み | ビジネスモデル |
---|---|---|---|
ビーウィズ(9216) | BPO+AI×クラウドPBX | AI自動化×人材最適化 | 「BPO+SaaSのハイブリッド型」 |
トランスコスモス | コールセンター・EC支援 | 規模と案件数 | 人材集約型(人海戦術) |
ベルシステム24 | コンタクトセンター | 官公庁・大手案件が豊富 | 長期契約中心(安定型) |
日本コンセントリクスHD | グローバルBPO | 海外ネットワーク | 外資連携・高単価案件 |
LINK社(非上場) | PBX・クラウド通信 | 技術開発力 | SaaS特化(純粋IT型) |
→ ビーウィズは“人とテクノロジーの中間”に位置する独自ポジション!
→ 他社よりも付加価値型BPO(AI・システム込み)で勝負しているんだ!
✅ “中期経営計画2025”は“根元と新芽”の2本柱戦略!
スローガンは「根元から新芽まで健康に成長し続ける会社」。
- 根元=既存のBPO・コンタクトセンター事業(安定基盤)
- 新芽=クラウドPBX「Omnia LINK」やAI・DX関連サービス
→ 安定収益で土台を固めながら、新しいSaaS事業で成長を狙う構図!
→ “BPO界のユニクロ”のように、自社技術で高効率経営を目指してるんだよ(●ω●*)
✅ 財務も健全、再投資余力も十分!
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自己資本比率:61.7%(高水準)
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借入依存度:低い
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現金残高:約45億円(手元資金に余裕)
→ 利益減でも財務リスクは限定的。
→ 投資余力を保ちながら、クラウド領域へシフトできる構造は強い!
④ 気になるポイント(●ω●;)
🔸 利益減少が目立つ決算構造…
営業利益▲64.9%、純利益▲62.2%と大幅減。
理由は明確で、
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公共案件の業務量縮小
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拠点再編や人件費見直し費用の一時計上
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投資先行(Omnia LINK・AI支援開発)
→ “短期的には痛みを伴う筋肉質化”。
→ 下期からの改善を見込んでおり、「転換期の谷」と言えるね。
🔸 人材業界特有の“固定費の重さ”
BPO事業は人を雇ってナンボのビジネス。
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人件費・教育費・オフィス費が重く、景気悪化時に利益が圧迫されやすい。
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生成AIで省力化を進めてるけど、“人がいないと回らない”領域も多い。
→ 他のBPO大手(ベル24やトランスコスモス)も同様の構造。
→ AIをどこまで現場に浸透させられるかが中期成長のカギ!
🔸 “AI化の波”で競争環境が変化中!
クラウドPBX市場には、すでに競合が多い!
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リンク(BIZTEL)
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トランスコスモス(Genesys連携)
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NTTコミュニケーションズ(クラウドPBX系)
→ ビーウィズの強みは「自社BPO現場×自社開発PBX」の一体運用。
→ ただし、外販を本格拡大するには営業・サポート体制の強化が必須!
🔸 “AI導入コスト”と“収益化スピード”のギャップ
生成AIを導入しても、すぐに利益に直結しないのが現実。
開発費やライセンス料が先行するため、短期で見ると利益を押し下げる。
→ 中長期で見れば効率化・高付加価値化につながるが、“我慢の時期”!
🔸 公共案件依存のリスク
今期の減収要因は、まさに「特定公共案件の縮小」。
官公庁系は契約更新や政策で案件が消えることも。
→ 民間(金融・通信・ECなど)への依存度を高めるのが今後の課題。
🔸 他社比較:利益率・構造の違い
企業名 | 営業利益率 | 特徴 | コメント |
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ビーウィズ | 約1.5% | BPO+クラウド | 投資期で低水準 |
ベル24HD | 約5.0% | 官公庁中心 | 安定収益型 |
トランスコスモス | 約4.0% | 規模×海外 | スケール型 |
日本コンセントリクスHD | 約8.0% | 外資・高単価 | 技術×高単価モデル |
→ 現時点では利益率で劣るが、“クラウド事業の育成”が進めば上位陣に並ぶポテンシャルあり!
(●ω●*)「今は“体質改善中の過渡期”!中期的にはAIとクラウドが利益を引き上げるはず」
⑤ 配当・株主還元情報
区分 | 金額(円) | コメント |
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2025年5月期 | 年間77円 | 実績 |
2026年5月期(予) | 年間77円 | 据え置き予想(減配なし) |
→ 減益でも配当維持の姿勢は評価ポイント!
→ 利回り5%超(株価1,487円時点)で“高配当BPO株”として注目度アップ
⑥ 株主優待情報
株主優待ポイント制度あり🎁
「ビーウィズ・プレミアム優待倶楽部」で食品・家電などと交換可能!
さらに「WILLsCoin」に交換して他社と合算もOK!
保有株数 | ポイント(1pt=1円相当) |
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200株以上 | 8,000pt |
500株以上 | 22,000pt |
800株以上 | 40,000pt |
1,000株以上 | 60,000pt |
繰越条件あり(最大1回まで)。
(●ω●*)「優待×高配当=ホルダーには嬉しい安心設計だね!
⑦ 株価・指標まとめ(2025年10月時点)
指標 | 数値 | コメント |
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株価 | 1,487円 | |
PER(予) | 30.0倍 | 成長期待を織り込み済み |
PBR(実) | 2.64倍 | クラウド事業の評価が反映 |
配当利回り(予) | 5.18% | 高配当! |
ROE(実) | 4.99% | 利益効率は改善余地あり |
ROA(実) | 3.16% | 現金減でやや低下 |
自己資本比率 | 61.7% | 財務は健全そのもの! |
時価総額 | 約210億円 | 小型・高配当・AI関連の注目株! |
⑧ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
投資タイプ | パンダの評価 | コメント |
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中長期ホルダー | ○ | 高配当+AI成長テーマで安心保有 |
成長株狙い | ○ | Omnia LINKが柱に育てば化ける! |
配当・優待好き | ◎ | 優待+配当で実質利回り6〜7%級! |
バリュー投資家 | △ | PER高めで今は割安感少なめ |
テンバガー狙い | △ | 小型株だが、成長加速待ち |
⑨ パンダの投資判断!(●ω●*)
こんな人におすすめ!
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「AI×BPO」のテーマに乗りたい!
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「高配当+優待」の両取りが好き!
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「堅実に伸びるIT中小株」を探してる!
✅ 結論:『安定+AI成長の二刀流BPO株!(●ω●*)』
減益は“変革期の通過点”。
クラウドPBX事業が伸びている今、来期以降の収益回復に期待大!
優待・配当も厚く、長期ホルダーには嬉しい“守りながら育つ銘柄”だよ