こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
今回は、海洋土木のエキスパート【五洋建設】さんの2026年3月期・第2四半期(中間)決算をチェックしてみたよ!
① 五洋建設ってどんな会社?(●ω●*)
✅ 港湾・空港・海洋土木に強い!「海のゼネコン」と呼ばれる建設大手!
五洋建設は、港湾・海底トンネル・護岸・橋梁など“海に関わるインフラ”の建設を得意とする総合建設会社。
近年は洋上風力発電などの「再エネ関連工事」や、防災・国土強靭化プロジェクトにも積極的に参入中!
【主な事業領域】
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国内土木(港湾、護岸、トンネルなど)
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国内建築(物流倉庫、再開発ビルなど)
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海外建設(シンガポール・香港・東南アジアなど)
海外ではチャンギ空港(シンガポール)や香港国際空港など、世界的プロジェクトにも携わってるんだよ!
(●ω●*)「海のことなら五洋!って感じの専門家集団だね!」
② 最新決算レビュー(2026年3月期 第2四半期)
発表日:2025年11月7日
| 指標 | 実績 | 前年同期比 | パンダのひとこと |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,789億円 | +15.5% | 国内・海外とも好調、特に建築が大幅増! |
| 営業利益 | 258億円 | +71.1% | 工事採算の改善が大きく寄与! |
| 経常利益 | 251億円 | +89.1% | 為替差益や利益率改善もプラス |
| 純利益 | 171億円 | +73.3% | 利益率アップで“稼ぐ体質”に進化! |
| EPS | 61.53円 | +76% | 一株利益も大幅成長! |
| 自己資本比率 | 22.1% | ▲4.0pt | 有利子負債増でやや低下も、成長投資の裏返し! |
(●ω●*)「数字の伸びがすごい!“攻めの五洋”って感じ!」
③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
✅ 海のインフラを支える、“港湾・洋上風力のスペシャリスト”!
五洋建設は、国内外で港湾、空港、橋梁、トンネルなどの大型インフラ工事を手がける“海洋土木のエキスパート”。
中でも強みは、「港湾・海洋工事の圧倒的な施工実績と技術力」!
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東京湾・名古屋港・横浜港など主要港の整備を担当
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空港では成田・関空・羽田の埋立や滑走路工事を担当
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海外でもシンガポールのチャンギ空港拡張、香港空港、東南アジアの港湾整備に参画
(●ω●*)「“海のことなら五洋に任せろ”って言われるくらい、専門性がズバ抜けてるんだよ!」
→ 他のゼネコン(鹿島、大成、清水など)は“陸のインフラ”が得意分野だけど、五洋は“海”。
差別化ポイントは「施工領域」そのもの!
港湾・海洋工事に関しては、事実上のリーディングカンパニー!
✅ 国内公共+民間+海外の“三本柱”で安定感バツグン!
五洋建設のビジネスモデルは、単一分野に依存しない三層構造型の収益モデル。
| 分野 | 内容 | 収益の特徴 |
|---|---|---|
| 国内土木 | 港湾、護岸、防災、道路・橋梁 | 国交省や自治体案件が多く、景気に左右されにくい |
| 建築 | 物流施設、再開発、空港ターミナル | 民間需要が旺盛、利益率も改善傾向 |
| 海外建設 | 東南アジア・中東の大型案件 | 成長ポテンシャルが大きく、今後の稼ぎ頭に! |
→ 「国内の安定+海外の成長」で、景気変動リスクを分散!
→ 特に近年は海外比率が上昇しており、海外が“第2の柱”に育ってきてる!
(●ω●´)「“守りの国内、攻めの海外”の両立で、ゼネコンの中でもバランスが良い構造だね!」
✅ “洋上風力”ד再エネ”という新時代の成長軸!
脱炭素社会の流れを受け、五洋建設は再エネ関連にも積極参入。
特に“洋上風力発電”では国内トップクラスの施工実績と設備力を誇る!
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洋上風力専用の大型作業船を自社保有
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海底基礎・ケーブル敷設など、海洋土木ノウハウをフル活用
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三菱商事、東京電力などとの共同プロジェクトにも参加中
→ “再エネ×インフラ”という長期テーマに直結する強み!
→ まさに「次の時代の港湾ゼネコン」!
(●ω●*)「従来の港づくりから“エネルギー港湾”の整備へ。未来型ゼネコンに進化中だね!」
✅ 他社との違い:専門特化+海外経験の深さ!
| 企業名 | 強み | 海外展開 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 五洋建設 | 港湾・洋上風力・海洋土木 | ◎(東南アジア・中東) | “海のスペシャリスト” |
| 鹿島建設 | 超大型土木・再開発 | ○(北米・中東) | “スケールの大きさ”が武器 |
| 大成建設 | トンネル・鉄道 | ○(アジア・欧州) | “鉄道・都市インフラ系” |
| 清水建設 | 建築・都市再開発 | △(東南アジア) | “デザイン・建築系に強み” |
→ 他社が総合力で勝負する中、五洋は“海”に特化。
→ 技術の独自性・ノウハウの蓄積・海外案件の信頼度で差別化!
(●ω●*)「五洋は“ニッチだけど最強ポジション”。それが長期の安定につながってるね!」
✅ “事業オーナー型”への転換も進行中!
かつてのゼネコンは「請負型(工事を受注するだけ)」が中心だったけど、
五洋建設は自らリスクを取って開発・運営事業にも参入中!
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再エネ・港湾運営のコンソーシアム参加
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民間PFI・PPP案件への積極投資
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土木施工だけでなく、維持管理・運営フェーズでも収益化
→ “作って終わり”ではなく、“育てて収益を得る”構造へ進化中!
(●ω●´)「ゼネコンから“インフラ経営企業”へ。進化の方向性が見えるね!」
④ 気になるポイント(●ω●;)
🔸 財務体質は改善途上。自己資本比率26.1%は業界平均以下
設備投資(洋上風力船など)や海外展開強化で借入金が増加。
→ 有利子負債依存が高まり、資本効率は低下気味。
→ 同業比較
| 企業名 | 自己資本比率 | コメント |
|---|---|---|
| 五洋建設 | 26.1% | 成長投資でやや低下傾向 |
| 鹿島建設 | 約43% | 業界平均並み |
| 清水建設 | 約34% | 安定財務 |
| 前田建設 | 約45% | 高水準 |
→ 成長投資の裏返しとはいえ、財務バッファ確保が次の課題!
🔸 海外案件の採算リスク
海外工事は為替や物価上昇の影響を受けやすく、
「見積もり段階では黒字 → 為替で薄利化」というケースも。
特に東南アジア・中東は資材高+労務コスト上昇が重荷。
→ 受注残の採算管理が業績のブレ要因。
(●ω●;)「海外が伸びるほど、リスク管理の精度も問われるね…」
🔸 固定費・労務費の上昇圧力
建設業界全体で人材不足が深刻化中。
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技能労働者の高齢化
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人件費・下請けコストの上昇
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現場の安全対策費増加
→ コスト構造がじわじわ重くなる懸念あり。
→ DX・施工ロボット・BIM導入などで効率化を進められるかがカギ!
🔸 受注集中による工期遅延リスク
公共事業・再エネ・再開発が同時多発的に進行中。
→ 人手・資材の分散で“工期遅延→原価増”のリスクも。
→ プロジェクト管理能力が問われるフェーズ!
🔸 景気後退時の建設需要鈍化
再エネ・防災分野は比較的守りが効くものの、
民間建築(倉庫・商業施設など)は景気敏感。
→ 世界経済の減速で、民需が冷え込むと影響は避けられない。
(●ω●;)「守りと攻めの両立は難しいけど、それをやってるのが今の五洋!」
(●ω●´)「“海のプロ”から“世界のインフラ企業”へ。挑戦が続くね!」
⑤ 配当・株主還元情報
| 区分 | 配当金 | コメント |
|---|---|---|
| 2025年3月期実績 | 年間24円(中間12+期末12) | 安定配当を維持 |
| 2026年3月期予想 | 年間34円(17+17) | 中間配当を17円へ増配! |
| 配当性向 | 約37.7%(予) | 建設業では高めの水準 |
利回り2.3%
(●ω●*)「利益が伸びた分、しっかり株主にも還元してくれてるね!」
⑥ 株主優待情報
優待なし。
(●ω●*)「堅実企業らしく“配当重視”スタイルだね!」
⑦ 株価・指標まとめ(2025年11月時点)
| 指標 | 数値 | コメント |
|---|---|---|
| 株価 | 1,451.5円 | |
| PER(予) | 16.2倍 | 業界平均並み |
| PBR(実) | 2.19倍 | やや割高感あり |
| 配当利回り(予) | 2.34% | 安定配当水準 |
| ROE(実) | 7.22% | 改善傾向あり |
| ROA(実) | 2.03% | 建設業としては標準的 |
| 自己資本比率 | 26.1% | 財務健全性は平均的 |
| 時価総額 | 約4,151億円 | ミドルクラスの準大手ゼネコン |
⑧ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
| 投資タイプ | パンダ評価 | コメント |
|---|---|---|
| 中長期ホルダー | ◎ | 公共・再エネ需要が長期追い風! |
| 成長株狙い | ○ | 海外と洋上風力で成長余地あり |
| 配当・優待好き | △ | 増配傾向で安定感あり |
| バリュー投資家 | △ | PBR2倍超で割安感は薄い |
| テンバガー狙い | × | 成熟産業ゆえ爆発的成長は難しい |
⑨ パンダの投資判断!(●ω●*)
こんな人におすすめ!
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「インフラ関連で長期安定を狙いたい!」
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「洋上風力・再エネの成長テーマに乗りたい!」
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「堅実経営+株主還元企業が好き!」
✅ 結論:
「“海のゼネコン”は次の時代も強い!(●ω●*)」
国内・海外・再エネの三本柱で、安定と成長を両立。
自己株買い・増配もあり、株主還元意識も高め!
短期トレードより“長期保有でじっくり育てたい”タイプの優良銘柄です
