こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
今回は、旅行会社の大手【エイチ・アイ・エス(HIS)9603】さんの2025年10月期 第3四半期決算をチェックしてみたよ〜!
- ① HISってどんな会社?(●ω●*)
- ② 最新決算レビュー(2025年10月期 第3四半期)
- ③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
- ④ 気になるポイント(●ω●;)
- ⑤ 株価&指標まとめ(2025年9月時点)
- ⑥ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
- ⑦ パンダの投資判断!
① HISってどんな会社?(●ω●*)
みんなご存じ「HIS」。海外旅行や格安航空券で有名だよね!
主な事業はこんな感じ!
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旅行事業:海外・国内・訪日旅行の企画販売(HISの主力!)
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ホテル事業:「変なホテル」ブランドを国内外で展開
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九州産交グループ:バス・交通・小売など地域密着ビジネス
最近は「大阪・関西万博(2025年)」関連のツアーやコラボ商品にも力を入れてるよ!
② 最新決算レビュー(2025年10月期 第3四半期)
2025年9月12日発表
指標 | 実績 | 前年比 | パンダのひとこと |
---|---|---|---|
売上高 | 2,663億円 | +12.2% | インバウンド好調で伸びた! |
営業利益 | 62.6億円 | +20.4% | コスト抑制も効いて利益UP! |
経常利益 | 60.4億円 | +16.1% | 本業は黒字キープ! |
純利益 | 17.8億円 | ▲50.2% | 特損計上で大幅減益… |
EPS | 23.86円 | ▲24.05円 | 半減で株主には厳しい… |
自己資本比率 | 12.6% | 横ばい | 財務はまだまだ薄め… |
(●ω●*)パンダの感想:「売上はインバウンドで絶好調!でも特損が響いて最終利益は半分以下に…!」
③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
✅ 旅行からホテル・地域交通まで、“観光インフラ”を丸ごと押さえるビジネス網!
HISは旅行会社というより「観光産業の総合商社」みたいな存在!
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旅行事業:海外・国内・訪日すべてをカバー
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ホテル事業:「変なホテル」を国内外で拡大中
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九州産交グループ:地域の交通・小売も手掛ける
→ JTBや近畿日本ツーリストが“旅行仲介”に強いのに対して、HISは「交通+宿泊+旅行企画」をグループ内で揃えて、シナジーを狙っているのが特徴だね!
✅ “インバウンド需要”をフルに取り込める体制!
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訪日旅行商品の企画・販売だけでなく、ホテルやバス事業でも直接取り込める
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2025年大阪・関西万博に合わせて特需も期待!
(●ω●´)単なる旅行代理店ではなく、“訪日観光の入り口から出口まで”を持つのは他社にない強みだね!
✅ 旅行需要の復活!インバウンドが牽引
訪日客数は前年同期比120%超え!団体旅行や体験型ツアーの好調で、売上の柱に成長中。
✅ ユニークなブランド戦略:『変なホテル』効果!
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ロボット接客や最新技術を導入して話題性を獲得
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他社ホテルチェーンにはない「体験型ホテル」として差別化
(●ω●*)単なる宿泊施設ではなく“話題を提供するメディア型ホテル”。観光と相性バッチリ!
✅ 株主還元にも動きあり!
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前期は無配だったけど、今期は年間20円配当(予想)を計画!
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「配当復活+増配」モードに入りつつあるのは嬉しいニュース!
- 利回り1.35%
✅ 株主優待
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100株以上で「株主優待券(1,000円×2枚=2,000円分)」
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旅行商品で利用可能!(条件あり)
④ 気になるポイント(●ω●;)
🔸最終利益が半減、特損リスクも残る
子会社整理で特別損失を計上。今後も不採算事業や投資失敗の整理で特損が出る可能性あり。
→ 一方、JTBなど競合は「旅行専業回帰」で身軽になってきており、HISはまだ事業多角化の整理途中。
🔸 財務基盤の脆さは依然として重荷
自己資本比率12.6%と低水準。借入依存度が高く、突発的なショック(災害・為替変動・世界情勢)に弱い構造。
→ JTBは非上場化で財務リストラを進めており、KNT-CT(近畿日本ツーリストHD)も資本政策で立て直し中。比較するとHISは“まだ過渡期”。
🔸 利益の安定性に欠けるビジネスモデル
HISは「旅行需要の波」に大きく左右される体質。
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海外情勢(テロ・戦争・為替)
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パンデミックや自然災害
これら外部環境で利益が激変する。
(●ω●`) 航空会社(ANA/JAL)と同じく“景気敏感株”で、安定配当銘柄とは言いづらいね。
🔸 観光業界全体のリスク構造
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少子高齢化で国内旅行需要は頭打ち
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訪日需要に依存すると、為替や国際関係に業績が大きく振られる
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固定費(店舗、人件費)が重く、デジタル旅行代理店(エクスペディア、ブッキングドットコム)に比べるとコスト構造が不利
→ DX(デジタル化)が進む業界の中で、HISは“リアル店舗+リアル体験型”に偏っているのがリスクでもあるね。
🔸 海外展開は波あり
アジアや欧州は好調だけど、米国や韓国は伸び悩み。国際情勢や為替の影響をモロに受ける。
🔸 テーマパーク事業などは苦戦気味
旅行・ホテルに比べると収益力が弱く、全体を押し下げるリスク。
⑤ 株価&指標まとめ(2025年9月時点)
指標 | 数値 | コメント |
---|---|---|
株価 | 1,481円 | |
PER(予) | 17.0倍 | やや割高感 |
PBR(実) | 2.23倍 | 資産面では高め |
配当利回り(予) | 1.35% | 復配したて、物足りない… |
ROE(実) | 17.3% | 高収益性は見せてる! |
ROA(実) | 2.04% | 資産効率は低め |
自己資本比率 | 12.6% | 財務リスクは依然あり |
時価総額 | 約1,183億円 | ミッドキャップ |
⑥ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
投資タイプ | パンダ評価 | コメント |
---|---|---|
中長期ホルダー | △ | 財務リスク高め。安定感はまだ足りない… |
成長株狙い | ○ | インバウンド回復が強い成長ドライバーに! |
配当・優待好き | △ | 復配は嬉しいが、利回りは低め |
バリュー投資家 | △ | PBR2倍超で割安感は薄い |
テンバガー狙い | △ | 再成長が本格化すればワンチャン? |
⑦ パンダの投資判断!
こんな人におすすめ!
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「インバウンド需要の回復に乗りたい!」
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「旅行関連銘柄を持ちたい!」
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「配当復活した会社に期待したい!」
✅ 結論:パンダ的には…
「“復活モードのHIS”、でも財務リスクはまだまだ!(●ω●;)」
旅行需要が強い今は追い風だけど、財務体質の弱さや特損リスクを考えると“攻めすぎ注意”だね!
最後に…パンダからのお願いっ!(●ω●*)
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