投資家見習いパンダさんのブログ

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【エービーシー・マート(2670)】国内好調で堅調決算!海外苦戦も増配で株主還元しっかり

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こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)

証券コードで検索すると過去記事も見れるよ〜

今回は、スニーカーやレザーシューズでおなじみの【エービーシー・マート(2670)】さんの2026年2月期 第2四半期決算をチェックしてみたよ〜!

① ABCマートってどんな会社?(●ω●*)

靴を中心に、スポーツやカジュアルファッションまで提案するライフスタイル企業!
全国の「ABC-MART」をはじめ、「GRAND STAGE」や「ABC-MART SPORTS」など、多彩な店舗を展開しています。

  • 国内外あわせて 1,503店舗(国内1,107/海外396)

  • PB(プライベートブランド)「HAWKINS」「VANS」も展開!

  • “靴+アパレル”でライフスタイルを提案!

(●ω●*)パンダの印象:「“靴屋”から“ライフスタイル企業”に進化してる!」

② 最新決算レビュー(2026年2月期 第2四半期)

発表日:2025年10月8日

指標 実績 前年同期比 パンダのひとこと
売上高 1,901億円 +0.9% 国内が好調も、海外のマイナスが重し…
営業利益 336億円 ▲1.2% 円高の影響でやや減益
経常利益 359億円 +2.3% 有価証券売却益が貢献!
中間純利益 243億円 +0.8% ほぼ横ばいで堅調キープ
EPS 98.28円 +0.78円 着実に積み上げ中!
自己資本比率 85.8% ▲1.9pt 依然として“超”健全!

(●ω●*)パンダの感想:「海外が足を引っ張ったけど、国内がカバーして“さすが安定のABCマート”!」

③ パンダの注目ポイント(●ω●*)

✅ “靴×ライフスタイル”の複合ビジネスモデルで唯一無二!

ABCマートは単なる「靴屋さん」ではなく、
「シューズを中心に生活スタイル全体を提案する企業」 へと進化中!

たとえば…

  • 「ABC-MART」:定番スニーカーやビジネスシューズを中心に展開

  • 「ABC-MART GRAND STAGE」:ナイキ・アディダスなど、ハイブランドスニーカーを集約

  • 「ABC-MART SPORTS」:アパレルまで含めた“トータルコーデ提案型店舗”

このように、靴の小売業で「業態ポートフォリオ」を確立しているのが大きな特徴!

→ まるで「無印良品」や「ユニクロ」のように、“商品を通じてライフスタイルをデザインする小売業”になっているんだよ!(●ω●*)

✅ ナイキ×自社ブランド(PB)の“ハイブリッド経営”が強い!

他の靴専門店(例:ASBee・シュープラザ)はナショナルブランド依存が高く、仕入れ価格の上昇に弱い…。
でもABCマートは違う!

  • 自社ブランド(PB)「HAWKINS」「VANS」で粗利率を確保

  • 人気ブランド(NB・Nike・adidas)で客を呼び込む

  • 自社PBで利益を稼ぐ=高収益構造を維持

つまり、“集客はナイキ、利益はPBで”という2段構え戦略!

→ この「ナショナルブランド×PB」の両輪モデルは、靴業界ではほぼ唯一!
→ 価格支配力と商品企画力を両立してる点が、他社と決定的に違う!

✅ “SPA(製造小売)型経営”で利益率が安定!

ユニクロのファーストリテイリングと同じく、
ABCマートも“製造から販売まで自社管理するSPAモデル”を採用!

  • PB商品は自社で開発・製造・販売まで一気通貫

  • 在庫管理やトレンド反映もスピーディー

  • ブランドの世界観もコントロールしやすい

→ “仲介業者”ではなく“ブランドオーナー”として稼ぐ構造だから、景気変動に強い!
→ 製造もアジア各地の工場ネットワークで最適化済み。

(●ω●´)「ABCマートは“靴のユニクロ”。安定した収益構造を自前で作り上げてるんだね!」

✅ ドミナント戦略×ローカル密着で「靴のインフラ」に!

全国47都道府県に約1,100店舗。
ショッピングモールや駅近、地方の大型SCなど、生活動線に合わせた展開を徹底!

  • 出店だけでなく、既存店の「増床・複合化」で効率UP

  • 店舗網の細かさは業界随一(1市に2店舗あるエリアも!)

  • SNS+TVCM+来店キャンペーンで販促を強化

→ “ネットだけでは完結しない商材”である靴を、体験型店舗で支えるのがABCマート流。
「試着できる・履いて確かめられる」安心感が最大の武器!

✅ 財務も業界屈指の健全性!

自己資本比率は 85.8% と超優秀。
借入金ほぼゼロ、現金2,000億円近い手元資金を保有。

→ 不況にもびくともしない鉄壁のバランスシート!

配当も中間35円→2円増配と株主還元に前向き。
配当性向も安定しており、長期保有向きの優等生!

✅ 他社比較で見る「ABCマートの立ち位置」

企業名 主力 PB展開 海外展開 財務健全性
ABCマート スニーカー・アパレル ◎ 強い(VANS・HAWKINS) 韓国・台湾・米国
シュープラザ(チヨダ) 靴専門店 △ 弱い 国内中心 △ 借入多め
アスビー(ジーフット) イオン系靴小売 × 仕入販売中心 国内のみ
リーガルコーポレーション 革靴・ビジネス靴 ○ 自社製品中心 国内中心

スニーカー×PB×ドミナント戦略でバランスが取れているのはABCマートだけ!
→ 革靴のリーガル、PB弱いシュープラザに比べると、ブランドポートフォリオの広さが段違い!

④ 気になるポイント(●ω●;)

🔸 海外展開の停滞…アジア市場の壁

韓国▲8.3%、台湾▲3.0%、アメリカ▲11.2%と海外事業は全体で▲8.4%減。
原因は「円高+現地景気減速+競争激化」。

→ 特に韓国では政治・経済不安で消費が冷え込み、店舗収益が低下。
→ 米国は関税上昇でアジア製品のコスト増、値上げが難しい構造。

(●ω●;)「国内で稼いだ利益を、海外が食ってる形だね…」

ZARAやスケッチャーズのようなグローバルブランド力がまだ弱い点が課題。
→ フィリピンなど東南アジア進出予定もあり、再成長に期待!

🔸 “非スニーカー領域”の不調が続く…

  • レザーカジュアル:▲6.8%

  • ビジネス:▲6.7%

  • サンダル:▲3.2%

→ 「スニーカー」偏重で、ビジネス・フォーマル領域が弱い。
→ 働き方改革で革靴離れが進んでいるのも逆風…。

他社(リーガルなど)はビジネスシーンに特化しており、客層がかぶりにくい=ABCマートは“日常靴”中心に偏るリスク。

🔸 実店舗依存の固定費リスク

1,500店舗以上を支える家賃・人件費・光熱費は重い構造。
来店減少や不況時には利益率が急低下しやすい。

→ チヨダなどの競合はネット通販を強化中。
→ ABCマートも「デジタル×店舗体験」の融合を急ぐ必要があるね!

🔸 流行・為替・気候に左右されるリスク

“スニーカーの流行”が業績を左右する傾向あり。
新作ヒットがなければ売上が落ちる構造は今も健在。

→ 為替変動で仕入れコストが上下
→ 夏の酷暑や暖冬でも季節商品(サンダル・ブーツ)が不調に

(●ω●;)「靴って意外と“天気”と“トレンド”に左右されるんだよね…」

🔸 PB比率の高さ=在庫リスクも増大

PB商品を自社開発・在庫で抱える分、売れ行きが悪いと在庫リスクが直撃。
→ ユニクロ同様、“企画の精度”が業績を左右する!

🔸 海外展開強化と為替対策が今後のカギ

現地通貨建てでの調達・販売を進めるなど、為替耐性の向上が必要。
東南アジア市場での成長軸づくりが、次の10年の勝負どころ!

(●ω●*)「国内では文句なしの王者だけど、“海外でどう戦うか”が今後の焦点だね!」

 

⑤ 株価&指標まとめ(2025年10月時点)

指標 数値 コメント
株価 2,906円  
PER(予) 15.8倍 業界平均並み
PBR(実) 1.89倍 ブランド力の評価込み
配当利回り(予) 2.41% 増配でまずまず!
ROE(実) 12.84% 効率性は優秀!
ROA(実) 11.25% 無借金経営で安定
自己資本比率 87.7% ほぼ無敵の財務体質!
時価総額 約7,196億円 靴業界ではダントツ規模!

⑥ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)

投資タイプ パンダの評価 コメント
中長期ホルダー ◎安定成長! 国内基盤が強く、長期保有に安心感あり!
成長株狙い 海外次第で成長余地あり。今は小休止。
配当・優待好き 安定配当+増配実績アリで安心!
バリュー投資家 PBR2倍近くで割安感は薄め
テンバガー狙い 成熟企業。海外回復が起爆剤になるか?

⑦ パンダの投資判断!(●ω●*)

こんな人におすすめ!

  • 「安定した国内消費に乗りたい!」

  • 「スニーカーブームの波に乗りたい!」

  • 「財務が健全な企業を長期保有したい!」

結論:
「“安定感あるシューズ王者”!(●ω●*)」

国内での圧倒的なブランド力と安定収益が魅力。
海外リスクやトレンド変動はあるけど、長期目線なら十分に“守りながら増やせる銘柄”!


最後に…パンダからのお願いっ!(●ω●*)

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パンダ、しっぽ振って喜びます!(●ω●*)パタパタ

「わからないなりに真剣!」でこれからも決算を追っていくので、
ぜひ応援よろしくお願いします!