こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
証券コードで検索すると過去記事も見れるよ〜♪
今回は、ニュースアプリ「グノシー」やゲーム事業を展開する【Gunosy(6047)】さんの2026年5月期・第1四半期決算をチェックしてみたよ〜!
① Gunosyってどんな会社?(●ω●*)
スマホアプリ「グノシー」や「auサービスToday」など、情報キュレーションサービスを中心に展開する企業。
近年はM&Aを通じて「メディア+ゲーム+新規事業」の3本柱にシフト中!
さらに、子会社「ゲームエイト」ではゲーム攻略メディア運営や新規IPゲーム開発を推進。
投資先にはインドのslice Small Finance Bank Ltd.などもあり、金融・テック領域にも注力しているよ。
(●ω●*)パンダの印象:「“ニュースアプリ企業”から“デジタルIP企業”へ進化中!」
② 最新決算レビュー(2026年5月期 第1四半期)
発表日:2025年10月15日
指標 | 実績 | 前年同期比 | パンダのひとこと |
---|---|---|---|
売上高 | 16.78億円 | +6.7% | ゲーム&新規事業が寄与! |
営業利益 | 0.39億円 | ▲76.6% | 広告宣伝費増で減益 |
経常利益 | 0.10億円 | ― | 黒字転換おめでとう |
親会社株主に帰属する純損益 | ▲0.24億円 | 赤字幅縮小 | ▲2.22億円→▲0.24億円へ改善! |
自己資本比率 | 86.1% | +1.7pt | 超健全体質を維持! |
(●ω●*)「営業減益だけど、前年の赤字からの回復はGood!」
③ パンダ注目ポイント(●ω●*)
✅ ニュースアプリから“デジタルIPカンパニー”へ進化!
Gunosyは、かつて「情報キュレーションアプリの会社」という印象が強かったけど、
今は“メディア+ゲーム+新規事業”という3本柱で再構築中!
それぞれの特徴はこんな感じ
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メディア事業(グノシー・auサービスToday)
→ 安定した広告収益を生む“現金創出エンジン”!
→ ユーザー数を安定維持しつつ、AI配信精度を高めてクリック率改善中。 -
Gホールディングス事業(ゲーム事業)
→ 人気IP(アニメ・漫画)を活用したモバイルゲームを開発・運営!
→ 「おそ松さん」タイトルを皮切りに、自社運営・海外展開も視野に。
→ M&Aで得たノウハウを活かし、IPライセンスから自社運営まで一貫対応! -
新規事業(IR Hub/Store & Commerce)
→ 企業向けIR(投資家情報)プラットフォームを展開。
→ 英文開示対応・法改正を追い風に利用企業数が増加中!
→ EC連携・広告収益など、“ゲームエイト”の周辺事業も拡張中!
(●ω●´)「ニュースだけじゃない! “情報×IP×SaaS”で稼ぐ複合型IT企業に変身中だね!」
✅ “稼ぐ力”の再構築を目的としたセグメント再編!
今期からセグメントを「キャッシュ創出力×成長性」で分類。
これは“安定と挑戦のバランス”を取るGunosyの意思表示!
・メディア事業=利益を生み出す土台
・Gホールディングス事業=新規IP活用で利益拡大を狙う
・新規事業=中長期の成長エンジン候補
→ 一時的な赤字でも「将来への投資」と割り切っており、挑戦するIT企業の姿勢が感じられる!
✅ 広告依存から脱却する“次の稼ぎ方”を模索!
従来のGunosyは広告(ディスプレイ・ネイティブ広告)が主軸で、
収益が景気やSNSトレンドに左右されやすい構造だった。
そこで今は、
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ゲームなど“IPビジネス”で自社収益化
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「IR Hub」などサブスク型収益モデルを育成
-
ゲーム攻略メディアとECを連携した広告+販売のハイブリッド構造
→ 「広告だけではない、持続的な収益モデル」へと進化中なんだよ!
(●ω●*)「“メディア企業”から“総合デジタルプラットフォーマー”へ、静かな変革中!」
✅ 他社と比べたGunosyのユニークさ!
企業名 | 主力領域 | 特徴 | 収益モデル | パンダの見解 |
---|---|---|---|---|
Gunosy | メディア+ゲーム+新規事業 | 3本柱のハイブリッド構造 | 広告+IP+SaaS | 収益源が分散していてリスク分散型! |
SmartNews(非上場) | ニュースアプリ | 海外進出重視(米国比率高) | 広告主体 | 赤字続きで再構築中。Gunosyの方が安定感◎ |
KLab | ソーシャルゲーム | IPゲーム運営 | ゲーム課金 | ヒット依存度が高く波が大きい |
Appier(台湾) | AIマーケティング | SaaS・データ解析 | サブスク | 高成長だが開発コストが重い |
Gunosy | メディア+IP+IR SaaS | 成熟×新興のバランス | 収益多角化 | 成長性は控えめでも“安定型ハイブリッド”! |
→ Gunosyは派手さはないけど、“地味に強いバランス型”!
✅ 財務の健全性は上場メディア系トップクラス!
自己資本比率86.1%、有利子負債ほぼゼロ!
手元資金も47億円と厚く、キャッシュリッチ体質。
→ 不況時でも持ちこたえる余力バツグン
④ 気になるポイント(●ω●;)
🔸 メディア事業の広告収益が鈍化…
動画・SNS広告へのシフトで「グノシー」や「auサービスToday」の成長が鈍化。
→ 広告単価が横ばい傾向で、利益率を押し下げ。
→ AIによるレコメンド精度向上がカギ!
他社比較では:
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SmartNews:米国進出も赤字続き
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LINE NEWS:Zホールディングス傘下で安定だが独立性に欠ける
→ Gunosyは独立系としての“柔軟経営”が強みだが、規模拡大が課題。
🔸 ゲーム事業はまだ先行投資フェーズ
「おそ松さん 六喜六憂ドタバタバトル」などIPタイトル投入はあったものの、
収益化はこれから。リリース準備中のタイトルが多く、赤字(▲73百万円)を計上。
→ ゲーム業界は“ヒット依存”が激しく、開発リスクが高い。
→ ただし、Gunosyは“IP保有型パブリッシャー”を目指しており、KLabやgumiよりも低リスク構造!
🔸 新規事業の収益化は中長期テーマ
IR Hub(企業の開示支援SaaS)は法改正(英文開示義務化)を追い風に拡大中。
ただ、まだ売上0.3億円レベルで黒字化には遠い。
→ SaaS型は利益率が高い反面、立ち上げ期は営業費用が重く出る構造。
→ 将来の「第二の柱」に育つまで3〜5年スパンで見るべき!
🔸 投資事業の為替リスク・海外依存
インド投資先「slice Small Finance Bank Ltd.」は順調に成長(預金+170%!)しているが、
為替変動・金融規制の影響を受けやすい。
→ 海外投資はポテンシャル大だが、“収益計上タイミングが読みにくい”のが難点。
🔸 営業利益率の低さは依然として課題
営業利益39百万円=営業利益率わずか2.3%。
広告単価の上昇余地が小さい中、固定費削減と新規事業拡大が急務。
(●ω●;)「黒字化はしたけど、まだ“薄利体質”から脱しきれてないね…」
🔸 まとめ:挑戦と安定の狭間にいるGunosy
・メディア事業:安定収益を確保
・ゲーム事業:新タイトル準備で再成長の布石
・IR Hubなど:将来の柱育成段階
つまり今は“守りながら攻める”転換期!
(●ω●*)「次のヒットアプリやゲームが出れば、再び脚光を浴びそうだね!」
⑤ 配当・株主還元情報
区分 | 金額 | コメント |
---|---|---|
2025年5月期 年間配当 | 18.3円 | 実績 |
2026年5月期(予想) | 18.3円 | 据え置き予想 |
利回り2.93%
→ 増配はなし。とはいえ、安定配当を継続予定。
→ キャッシュ創出を優先しつつ、還元姿勢は維持!
⑥ 株主優待情報
優待なし
⑦ 株価・指標まとめ(2025年10月時点)
指標 | 数値 | コメント |
---|---|---|
株価 | 624円 | |
PER(予) | 34.8倍 | 成長期待を織り込み気味 |
PBR(実) | 1.41倍 | 純資産に見合った水準 |
配当利回り(予) | 2.93% | 小型株ではまずまず |
ROA(実) | 0.64% | 収益性は改善途上 |
ROE(実) | 0.74% | 利益成長が次の課題 |
自己資本比率 | 84.4% | 超健全! |
時価総額 | 約151億円 | 小粒ながら存在感アリ |
⑧ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
投資タイプ | パンダの評価 | コメント |
---|---|---|
中長期ホルダー | ○ | 財務健全+黒字化で安心感! |
成長株狙い | △ | 事業構造改革中、成果はこれから |
配当・優待好き | △ | 配当あり、優待なし |
バリュー投資家 | × | |
テンバガー狙い | × | 成熟フェーズ、急成長は限定的 |
⑨ パンダの投資判断!(●ω●*)
こんな人におすすめ!
✅「財務が健全なIT企業に投資したい」
✅「小型でも再成長を狙う企業を応援したい」
✅「安定配当+黒字転換企業を探している」
結論:『再スタートのGunosy、静かな反撃期!(●ω●*)』
広告依存からの脱却・ゲーム/IP強化・新規事業の芽が出始めており、
2026年度は“黒字基調”への復帰が期待できる内容。
地味だけど堅実、財務優良で守りに強いIT企業として、
長期ホールドでジワ伸びを狙いたい銘柄だね!✨