投資家見習いパンダさんのブログ

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【正興電機製作所(6653)】“電気×環境×デジタル”で社会を動かす!堅実成長のインフラ銘柄

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こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)

今回は、電力・環境・情報の分野で社会インフラを支える【正興電機製作所(6653)】さんの2025年12月期第3四半期決算をチェックしてみたよ〜!

① 正興電機製作所ってどんな会社?(●ω●*)

福岡に本社を置く、電力・社会インフラのエンジニアリング企業!
電力設備や水処理システム、さらにはデジタル監視システムまで手がける“社会の裏方ヒーロー”的存在だよ!

主な事業はこの4本柱

  • 電力部門:発電所・変電所向けの制御装置、スマート保安システム

  • 環境エネルギー部門:水処理・道路インフラの監視制御システム

  • 情報部門:港湾・受託開発・ヘルスケアシステム

  • サービス部門:工場向けメンテナンス・保安支援

さらに、再エネやデータセンター向け設備にも力を入れていて、
“電気×環境×デジタル”の三本柱で成長してる会社なんだよ!(●ω●*)

② 最新決算レビュー(2025年12月期 第3四半期)

発表日:2025年10月27日

指標 実績 前年同期比 パンダのひとこと
売上高 208億円 +2.6% 公共・再エネ向けが堅調!
営業利益 17.9億円 +33.4% 電力・環境分野で採算改善!
経常利益 21.4億円 +26.6% 有価証券売却益も寄与
四半期純利益 13.7億円 +26.7% しっかり利益積み上げ!
EPS 101.47円 +12.6円 着実な成長を継続中!
自己資本比率 60.0% +7.6pt 財務健全性もぐんと向上!

(●ω●*)「売上の伸びは控えめでも、利益率がしっかり改善!財務も盤石だね!」

③ パンダの注目ポイント(●ω●*)

“電気×環境×デジタル”の三本柱で社会インフラを支える!

正興電機は、発電所や上下水道、交通インフラなどの“社会の基盤”を支える技術集団!
「電力」「環境エネルギー」「情報」「サービス」の4部門を軸に、
エネルギー供給から制御・メンテナンスまでワンストップで手がけているよ!

それぞれの柱を簡単に整理すると…

  • 電力部門:発変電所の監視・制御装置、スマート保安システム

  • 環境エネルギー部門:水処理施設や道路設備向けの受配電システム

  • 情報部門:港湾システム、医療・ヘルスケア向けのIT開発

  • サービス部門:電気設備の保守・点検・省エネ支援

→ つまり、“エネルギーを作る・運ぶ・見守る・守る”まで全部入りの事業構造!
→ 電気インフラを核に、デジタル技術で進化させる「社会インフラ総合企業」なんだね!

他社にはない「電力×環境×情報」の融合型モデル!

同業の電機メーカー(例:明電舎、ダイヘン、富士電機)は
それぞれ得意分野に特化してるけど、正興電機はその“橋渡し”をしている存在。

企業名 主力分野 特徴
富士電機 電力制御・半導体 発電・産業制御が主軸
明電舎 変電・モーター制御 大型設備中心
ダイヘン 溶接・パワエレ 工場向け中心
正興電機 電力+環境+IT 公共・再エネ+情報制御まで一気通貫!

→ 電気制御だけでなく、“監視・遠隔制御・省エネ支援”まで含めたトータル提案ができるのが大きな強み。
→ デジタル分野のソフト技術まで内製化しており、「電機+IT」の融合力で差別化!

(●ω●´)「いわば、“ハードもソフトもわかる電気屋さん”なんだね!」

中期経営計画「SEIKO IC2026」で成長路線を明確化!

同社は現在、「SEIKO IC2026」という中期計画を推進中。
テーマは“社会課題の解決を通じた持続可能な成長”。

重点戦略はこの3つ!

  1. デジタル技術で社会課題を解決(スマート保安・IoT・AI導入)

  2. カーボンニュートラルへの貢献(再エネ・蓄電・水素関連)

  3. グループ総合力「One正興」(事業横断での提案力強化)

→ これにより、単なる設備納入型ビジネスから、“課題解決サービス企業”へ転換中!
→ 再エネ・データセンター・公共インフラといった「成長市場」に的を絞ってる点も◎!

受注急増!将来の売上パイプラインが太い!

2025年9月期の受注高は前年+64.9%の316億円!
特にデータセンター・蓄電所・自治体インフラなどの案件が増加。

→ これは“将来の売上の先行指標”で、今後の収益拡大が期待できるサイン!
→ 営業利益率も8.6%まで上昇しており、高付加価値案件の比率が上がってる証拠!

(●ω●*)「受注が増えて利益率も改善…まさに“量も質も伸びてる”いい流れ!」

“超健全”な財務体質で安定経営!

  • 自己資本比率:60.0%(+7.6pt改善)

  • 現金・預金増加、借入金減少(短期借入金▲1,500百万円)

  • 投資有価証券評価益+5億円で純資産も増加

→ 不況に強く、M&Aや設備投資にも余力あり。
財務が強い=増配や新規事業投資の余地も大きい!

④ 気になるポイント(●ω●;)

🔸 情報部門が足を引っ張り気味…

情報部門は売上▲2.4%・利益▲38.2%と苦戦。
港湾分野は好調だったけど、ヘルスケア関連が不振。

→ デジタル事業の中でも医療・介護分野は競合が多く、案件単価も下がりやすい。
→ “社会インフラ×IT”という強みを活かせる新分野開拓が急務だね!

🔸 公共・インフラ依存型ゆえの“景気連動リスク”

国・自治体案件の比率が高く、景気や政策に左右されやすい構造。
→ 受注タイミングが遅れると売上がズレ込むリスクも。

とはいえ、民間向けのデータセンター・再エネ・蓄電所関連が伸びており、
“ポートフォリオの分散”で徐々に安定化が進んでるのは◎

🔸 “請負型ビジネス”の限界をどう超えるか?

正興電機の主力は設備・システム納入型(プロジェクト収益)。
→ 契約ごとに完結するため、利益の波が出やすい。

→ 今後のカギは「保守・運用・サブスク型ビジネス」への転換!
 すでに“スマート保安”などではモニタリング契約を拡大中で、
 継続収益化(リカーリング化)の動きが見えてきてるよ。

🔸 海外展開がまだ限定的

主力は国内市場で、海外はまだ初期段階。
→ 他社(富士電機や日立製作所など)が海外比率30〜50%に達しているのに対し、
 正興電機は国内中心で約90%超。

→ 将来的にはアジアの再エネ・水処理市場への本格展開が課題!

🔸 人材コストと技術継承リスク

社会インフラ業界では“ベテラン技術者”依存が大きく、
若手育成やデジタル人材確保が課題に。

→ 技術承継が遅れると案件対応力に影響する可能性も…。
→ 同社は「One正興」でグループ横断教育を強化中だけど、継続的な取り組みが必要だね。

 

まとめ:今後のカギは“再エネ×デジタルの掛け算”!

  • 公共インフラ依存からの脱却

  • データセンター・再エネ領域への拡大

  • IT技術を活かしたリカーリング化

これが進めば、“地味だけど強い企業”から“持続成長型企業”へとステップアップできるはず!(●ω●*)

 

⑤ 配当・株主還元情報

区分 配当金 コメント
2024年12月期 年間40円(20+20) 前年比+5円増配!
2025年12月期(予) 年間50円(25+25) さらに+10円の増配予定!

利回り2.6%

2期連続の増配予定!
→ 安定した利益と財務体質が背景にあるね

(●ω●*)「“地味だけど堅実”な配当姿勢、パンダは好きです!」

⑥ 株主優待情報

優待:クオカード

保有株数 内容
100株以上 500円分
300株以上 1,000円分
500株以上 2,000円分
1,000株以上 3,000円分
10,000株以上 5,000円分

(●ω●*)「毎年の“クオカご褒美”が嬉しいやつだね!」

⑦ 株価・指標まとめ(2025年10月時点)

指標 数値 コメント
株価 1,920円  
PER(予) 13.3倍 業界平均並みのバリュー株ゾーン
PBR(実) 1.55倍 資産面でも割高感なし
配当利回り(予) 2.6% 安定利回り
ROE(実) 10.56% 効率よく稼ぐ構造◎
ROA(実) 5.20% 安定した利益率
自己資本比率 52.4% → 60.0% 改善傾向GOOD!
時価総額 約267億円 中小型インフラ株

⑧ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)

投資タイプ パンダの評価 コメント
中長期ホルダー 安定成長+増配基調で安心!
成長株狙い 受注拡大で上振れ余地あり!
配当・優待好き クオカード+増配で満足度高め
バリュー投資家 PER13倍台で割安感あり
テンバガー狙い × 成熟産業で急成長は期待薄

⑨ パンダの投資判断!(●ω●*)

こんな人におすすめ!

  • 「再エネや社会インフラを支える堅実企業が好き!」

  • 「増配が続く“安定株”を長期で持ちたい!」

  • 「地方発・技術力のある中堅メーカーを応援したい!」

結論:
「“堅実な社会インフラのプロ集団”!(●ω●*)」

派手さはないけど、利益率改善・受注増・増配と三拍子そろった優良企業!
中長期で“じっくり育てる系”の銘柄として注目したいね