こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
今回は、エンジニア派遣・建設・IT人材領域で成長中の【オープンアップグループ(2154)】さんの決算をのぞいてみたよ〜!
① オープンアップグループってどんな会社?(●ω●*)
製造業や建設業、IT業界向けに技術者を派遣・請負・委託する“エンジニア人材サービス”のリーディングカンパニー!
機械設計・ITインフラ・建設施工・海外エンジニアリングなどを幅広く展開しているよ!
主な領域は4つ:
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機電領域:製造・自動車・航空・防衛などの設計・保守
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IT領域:DX、クラウド、システム開発など
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建設領域:施工管理・CADオペレーター派遣
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海外領域:海外人材の活用・派遣・請負
(●ω●*)パンダの印象:「“派遣”の枠を超えて、産業のインフラを支える人材ソリューション企業!」
② 最新決算レビュー(2026年6月期 第1四半期)
発表日:2025年11月7日
| 指標 | 実績 | 前年同期比 | パンダのひとこと |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 411億円 | ▲14.9% | 英国事業売却の影響で減収💦 |
| 営業利益 | 41億円 | ▲0.7% | コスト管理が奏功しほぼ横ばい |
| 税引前利益 | 41億円 | +5.2% | 金融収益増が寄与! |
| 四半期純利益 | 27.8億円 | +16.4% | 減収でもしっかり利益確保! |
| EPS | 32.40円 | +4.91円 | 着実に増益中! |
| 自己資本比率 | 62.3% | ▲1.9pt | 健全性は高水準を維持! |
(●ω●*)パンダの感想:「減収だけど利益は増!“選択と集中”がうまくいってるね!」
③ パンダの注目ポイント(●ω●*)
✅ 「人材派遣」ではなく“エンジニアリング・プラットフォーム”企業!
オープンアップグループの最大の特徴は、「単なる人材派遣会社」ではなく、
“エンジニアを軸にした社会インフラ支援企業”だという点!
同社は“機電・IT・建設・海外”という4領域を中心に事業を展開していて、
各分野の専門人材を企業へ派遣・請負・受託することで、
モノづくりから都市開発、ITインフラまで幅広く支えているよ!
たとえば…
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機電領域:自動車・航空・半導体・防衛など、日本の製造業を支える要。
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IT領域:DX支援・クラウド設計・AI運用など、生成AI時代の需要も増加中!
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建設領域:施工管理やCADオペレーターなど、“人手不足業界”を支援!
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海外領域:中国・アジアでの人材派遣や請負業務など。
(●ω●*)「“日本の現場”を動かしてるのは、こういう会社なんだね!」
✅ “育成×派遣×請負”の三位一体モデルが強い!
一般的な人材会社(例:パソナ、リクルートスタッフィングなど)は、
「登録スタッフを企業に派遣する」だけの中間ビジネスが中心。
でもオープンアップは違う!
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自社で人材を採用し、教育(研修)してから送り出す!
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プロジェクト単位で“請負”も行う!
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顧客の開発・施工業務を丸ごと引き受ける体制もあり!
→ 派遣“だけ”ではなく、“技術請負・教育・採用”までを一体運営しているのが強み。
→ 利益率が高く、顧客との契約期間も長期化しやすい構造になっているんだ。
(●ω●´)「人を送るだけじゃなく、“チームごと動かす”のがオープンアップ流!」
✅ M&Aで成長を積み上げる“総合エンジニア集団”へ!
同社は積極的にM&A(企業買収)を進めていて、
これまでに建設・自動車・教育・IT領域などでシナジーを拡大中!
直近では…
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2025年10月:「エイセブホールディングス」買収
→ 自動車実験支援やシステム開発の強化へ! -
2024年:「アイアール株式会社」買収
→ 建設・設計業務での人員増を実現!
買収後はグループ内で人材・顧客・ノウハウを共有し、
“業界横断型エンジニアチーム”を形成しているのが特徴。
→ まるで「建設×IT×製造のユニクロ」みたいな総合技術集団になってきてるんだ!
✅ 競合と比べても、収益モデルが多層的!
| 企業名 | 主軸分野 | 収益構造 | 強み |
|---|---|---|---|
| オープンアップG | 機電・IT・建設 | 派遣+請負+教育+M&A | 総合技術支援/教育力 |
| テクノプロHD | エンジニア派遣 | 派遣中心(請負少) | 業界最大規模・専門技術者多い |
| メイテック | 製造派遣 | 正社員派遣のみ | 技術力高いが業種特化 |
| パーソルHD | 総合人材 | 派遣+BPO+紹介 | 総合型で分散型経営 |
→ オープンアップは “専門分野に特化しつつ横展開する”点が他社と大きく違う!
→ 利益源が複数あることで景気変動にも強いんだ
✅ 配当・自己株買いも積極的な“還元型成長企業”!
・2025年:年間75円 → 2026年予想85円(増配予定!)
・さらに40億円規模の自己株式取得も実施!
→ 業績連動+株主重視姿勢が明確で、
“人材派遣=配当低め”という常識を覆しているよ!
(●ω●*)「“人に投資して、株主にも還元する”いいバランスだね!」
④ 気になるポイント(●ω●;)
🔸 海外事業の縮小で売上が一時的に減少中
イギリス事業を売却した影響で、売上高は▲14.9%減。
ただし、利益率は改善して純利益は+16.4%増!
→ 「撤退=悪」ではなく、“収益性重視への転換”。
→ 海外は今後、中国・ASEANなどアジア中心に再構築を予定。
(●ω●*)「無理に広げず、“儲かる土台”を整えた感じだね!」
🔸 人件費・採用費の上昇が利益圧迫リスクに
エンジニア採用競争が激化中
経験者採用や外国人採用の比率を増やすほど、コストも上昇。
→ ただし、自社教育・キャリア支援でリテンション(定着率)を高め、
“採用コストを投資化”している点は他社より一歩進んでる!
🔸 生成AI時代にどう適応するかがカギ!
IT領域では、AIや自動化の波で一部業務が不要化するリスクも。
一方で、AI導入支援やクラウド構築など“新需要”も増加中!
→ “派遣される側”から“AI導入を支援する側”への転換がポイント。
→ DX・AI研修を行う「SAMURAI」ブランドを活用できれば、
新しい市場をリードできる可能性も!
(●ω●´)「AIに仕事を奪われるんじゃなく、“AIを使って稼ぐ”会社へ!」
🔸 建設領域は人手不足リスクと隣り合わせ
2024年から建設業にも“残業規制”が適用され、
現場の人材確保が難化中。
→ 同社は若手育成+地方採用+女性技術者育成で補っているけど、
“労働供給の制約”は引き続きリスク要因。
🔸 在庫ではなく“人”が資産=景気次第で稼働率変動
派遣・請負モデルは、稼働率が業績を大きく左右する。
企業の投資マインドが冷えると、人材需要も鈍化しやすい。
→ 特に製造業の景気動向には引き続き注意が必要だね。
(●ω●;)「エンジニアが主力商品だから、“人が動かない=売上も止まる”のが宿命だね…」
🔸 財務面では問題なしだが、M&A依存度に注意
現金は約166億円と潤沢だけど、
今後も成長をM&A頼みにしすぎると、統合コストやPMIリスクが膨らむ懸念も。
→ PMI(買収後の統合)を丁寧に進めているが、
企業文化の融合が遅れると効率悪化の可能性も。
(●ω●*)「拡大スピードと中身のバランスが今後の課題だね!」
⑤ 配当・株主還元情報
| 区分 | 配当金 | コメント |
|---|---|---|
| 2025年6月期実績 | 年間75円(30+45) | 前年比+5円の増配! |
| 2026年6月期予想 | 年間85円(35+50) | さらに増配予定! |
| 配当性向 | 約28% | 安定配当+還元姿勢明確 |
| 自己株式取得 | 約40億円実施 | 株主還元強化中! |
利回り4.8%
(●ω●*)「配当+自社株買い=本気で株主想い!」
⑥ 株主優待情報
なし
(●ω●*)「優待はないけど、配当と成長で満足できそう!」
⑦ 株価・指標まとめ(2025年11月時点)
| 指標 | 数値 | コメント |
|---|---|---|
| 株価 | 1,737円 | |
| PER(予) | 12.6倍 | 利益成長を織り込めば適正 |
| PBR(実) | 2.00倍 | 自己株買い効果で高評価 |
| 配当利回り(予) | 4.89% | 増配で高配当ゾーン突入! |
| ROE(実) | 16.52% | 効率性◎ |
| ROA(実) | 10.50% | 利益率高い! |
| 自己資本比率 | 64.2% | 安定の財務体質! |
| 時価総額 | 約1,595億円 | 中堅派遣企業では上位規模! |
⑧ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)
| 投資タイプ | パンダの評価 | コメント |
|---|---|---|
| 中長期ホルダー | ◎ | 配当+成長+M&Aで堅実! |
| 成長株狙い | ○ | 自動車領域の拡大に注目 |
| 配当・優待好き | ○ | 高配当+増配傾向が魅力 |
| バリュー投資家 | △ | PBR2倍でやや割安感薄 |
| テンバガー狙い | × | 成熟業種で爆発力は限定的 |
⑨ パンダの投資判断!(●ω●*)
✅ 結論:「“安定×還元”のバランス優等生!」
人材派遣という労働集約型ビジネスながら、
高利益率・高ROEを維持しているのはスゴい!
国内外のM&Aで業容拡大を続ける成長企業で、
増配・自社株買い・財務健全性の三拍子そろった優良銘柄。
(●ω●*)「“攻めと守り”のバランス型!長期でじっくり育てたい銘柄だね!」
