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【日東電工(6988)】“光学から医薬へ”成長のバトンをつなぐ素材メーカー!

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こんにちは!
「わからないなりに真剣!」がモットーのパンダです!(●ω●*)
今回は、産業用テープやスマホ向け光学フィルムなどで有名な【日東電工(6988)】さんの2026年3月期 第2四半期決算をチェックしてみたよ〜!

① 日東電工ってどんな会社?(●ω●*)

粘着テープからスマホ、医療・環境まで、“多角的に稼ぐ素材メーカー”!

もともとは工業用テープのメーカーだけど、今では以下の3事業でグローバルに展開してるよ

  • インダストリアルテープ事業:自動車・半導体などの組立用テープや保護フィルム

  • オプトロニクス事業:スマホやPCディスプレイ向けの光学フィルムや回路基板

  • ヒューマンライフ事業:核酸医薬、メンブレン(分離膜)、衛生・介護用品など

(●ω●*)パンダの印象:「“テープ屋”から“先端材料メーカー”に完全進化!」

② 最新決算レビュー(2026年3月期 第2四半期)

発表日:2025年10月27日

指標 実績 前年同期比 パンダのひとこと
売上収益 5,135億円 ▲1.6% スマホ需要の前倒し効果も円高で伸び悩み
営業利益 945億円 ▲13.5% 為替影響が重し…
税引前利益 951億円 ▲12.6% それでも高収益体質キープ!
親会社株主に帰属する中間利益 689億円 ▲13.8% 減益でも堅調な利益水準
EPS 101.32円 ▲11% 株式分割後ベースでも高水準!
自己資本比率 79.0% ±0pt 相変わらずの鉄壁財務!

(●ω●*)パンダの感想:「減収減益だけど、内容は“盤石”!円高でもここまで利益を出せるのはさすがだね」

③ パンダの注目ポイント(●ω●*)

“粘着技術×光制御×分離技術”で世界を支えるハイテク素材メーカー!
日東電工の根幹技術は3つ。

  • 粘着技術(Bonding):スマホ・半導体・自動車用の工業テープや保護フィルム

  • 光制御技術(Optics):ディスプレイ向け偏光フィルムや反射防止フィルム

  • 分離技術(Separation):海水淡水化や医薬精製に使われるメンブレン(膜)

これらを用途別・産業別に組み合わせて、新しい価値を生み出す“複合型素材企業”なんだ!

→ たとえば、スマホでは「粘着+光学」でタッチパネル保護、医薬では「分離+高分子材料」で核酸製造支援。
→ “1つの技術で複数市場を取る”のが日東流。

(●ω●´)「“素材の総合デパート”みたいな構造で、どの業界が落ちても別の分野が支えるのが強み!」

他社と比べて“横展開力”が段違い!

企業名 主力分野 事業構造 特徴
日東電工 粘着・光学・分離 異業種へ技術展開(スマホ~医薬) 多角型・安定性◎
リンテック 粘着テープ・ラベル 印刷・物流特化 分野集中・堅実型
東レ 繊維・樹脂・膜 化学素材の総合展開 規模は大きいが汎用素材中心
住友電工 電線・半導体部材 電装系中心 製造業直結型・波あり
JSR(現ENEOS傘下) 半導体・エラストマー 素材特化 ハイテク寄りだが集中型

→ 日東電工は「素材×技術×用途」でリスクを分散してる。
→ “特定業界依存”ではなく、“多業界を横断して稼ぐ”構造が他社との最大の違い!

(●ω●*)「スマホがダメでも医薬が伸びる、“守りと攻め”を両立できるのが日東電工の真骨頂だね!」

“事業ポートフォリオ経営”で安定感抜群!
日東電工の売上構成はこんな感じ

  • インダストリアルテープ事業:45%
     → 自動車・電子機器・建材など幅広い用途で安定

  • オプトロニクス事業:40%
     → スマホ・ノートPC・タブレット向け光学フィルム

  • ヒューマンライフ事業:15%
     → 核酸医薬、メンブレン、医療関連製品

この3本柱で、「景気敏感な電子分野」と「景気非連動の医療・環境分野」がバランスよく共存!

→ しかもセグメント間の技術連携が進んでおり、“研究の成果を横展開”できる強みあり。

(●ω●´)「“素材の総合商社”みたいに、分野をまたいでリスクヘッジしてる感じだね!」

“モノからソリューションへ”の転換も加速中!
日東電工はただ素材を売る会社じゃない!
最近は「製品を使った解決提案」=ソリューションビジネスに力を入れてるよ。

  • 工場でのテープ使用量削減→コスト・CO₂削減提案

  • 医薬開発では製造工程そのものを受託(CDMO)

  • 建材向けでは遮音・断熱など“機能提案型販売”

→ “材料を売って終わり”から“課題解決で稼ぐ”モデルへ進化中!

“キャッシュリッチ+還元姿勢◎”で安心感MAX!

  • 自己資本比率:79%

  • 現預金:約3,400億円

  • 有利子負債:ほぼゼロ

→ 「借金がないのに成長投資も還元もできる」企業。
→ 株主還元は増配+自己株買い+消却の“三段活用”で年々強化中。

(●ω●*)「素材メーカー界の“財務の横綱”だね!」

④ パンダの気になるポイント(●ω●;)

🔸 “光学フィルム依存”からの脱却がまだ道半ば…
スマホ・PC向け光学フィルムは利益率が高いけど、市場は成熟中。
→ OLEDや折りたたみ端末など次世代向け製品へのシフトが急務。
→ Apple・Samsungなど大口顧客依存も課題。

(●ω●;)「主力の“オプトロニクス”が一歩間違うとブレーキに…」

🔸 “海外事業の為替リスク”は避けられない!
売上の約75%が海外だから、円高の影響はダイレクト。
→ 1円の円高で営業利益が約20億円減る計算。
→ 現地生産・販売の拡大でリスク分散を進めてるけど、まだ完全ではない。

(●ω●;)「円高局面ではやっぱり逆風。為替耐性強化がカギ!」

🔸 研究開発投資が利益を圧迫する時期も…
日東電工は売上の6%以上をR&D(研究開発)に投入。
→ 核酸医薬・次世代フィルム・環境素材など先行投資が続く。
→ 研究成果が実を結ぶまで時間がかかるため、短期的な利益率は低下しやすい。

(●ω●;)「“未来の種まき中”だから、短期業績より中長期で見るべきだね!」

🔸 競合との差別化にはブランド発信が課題
素材メーカーは“裏方”ゆえに一般消費者に知られにくい。
→ BtoB中心のため、価格競争になりやすい面も。
→ 他社(東レ・ダイキンなど)はESG・環境素材を前面に出しており、日東もブランディング強化が課題。

(●ω●;)「技術は超一流だけど、“知名度の壁”があるね…」

🔸 事業の多角化=管理の複雑化リスク
多事業展開は安定の源だけど、マネジメントが難しくなる面も。
→ 各事業のスピード感や投資配分の最適化が今後の焦点。

(●ω●*)「まとめると、日東電工は“超安定の技術屋さん”。でも光学依存と為替リスクをどう克服するかが次の10年の勝負だね!」

 

⑤ 配当・株主還元情報

区分 配当金 コメント
2025年3月期実績 年間56円(分割後換算) 増配済み!
2026年3月期予想 年間60円(30円+30円) さらに増配予定
配当性向 約32% 無理のない水準
自己株式消却 約4%分 EPS押し上げ効果大!

利回り1.47%

(●ω●*)「着実に“還元力”を高めてる優等生企業!」

⑥ 株主優待情報

優待なし

(●ω●*)「株主還元は配当と自社株買いで勝負タイプだね!」

⑦ 株価・指標まとめ(2025年10月時点)

指標 数値 コメント
株価 4,068円 -
PER(予) 22.0倍 やや割高だけど成長性込み
PBR(実) 2.61倍 高収益&ブランド力の証
配当利回り(予) 1.47% 配当よりも成長重視
ROE(実) 13.53% 資本効率は良好
ROA(実) 10.67% 利益率も高水準
自己資本比率 79.0% 鉄壁の財務体質!
時価総額 約2.76兆円 グローバル素材企業の中核!

⑧ 投資タイプ別まとめ(●ω●*)

投資タイプ パンダの評価 コメント
中長期ホルダー 高財務+増配で安心の持ち株候補!
成長株狙い 医薬・環境分野の伸びに期待!
配当・優待好き 利回りは低めだけど安定増配
バリュー投資家 PBR高めで割安感は薄い
テンバガー狙い × 安定型、爆発力は控えめ

⑨ パンダの投資判断!(●ω●*)

こんな人におすすめ!

  • 財務の堅い優良企業を長期で持ちたい

  • 安定成長×株主還元の両立を重視

  • 医薬・環境など将来テーマに乗りたい

結論:
「“素材で未来をつくる安定成長株”!(●ω●*)」

円高やスマホ不振の影響はあるけど、医薬や分離膜など新分野が育ってきてる。
地味に見えて、実は“守りながら伸びる企業”の代表格だよ〜!